エッフェル塔の鎮魂消灯は間違いだった(ワシントンポスト)
◆嘘「テロの犠牲者のためエッフェル塔の電飾が消え、代わりに世界中がフランスを照らす」
美談として世界中に報じられたNewsですが、もともとは、こんな勘違いといたずら心で始まったものでした。
あの夜、ブラッドバリーは「エッフェル塔がテロ鎮魂のために電気を消した」というコメントをツイッタートレンドの中に見つけました。
エッフェル塔は毎夜1時には消灯するのです。
どうやら、誰かがそれを勘違いしてツイートしてしまったようでした。
彼は即座に、新技術用語をおもしろおかしく伝える彼のおふざけアカウント @ProfJeffJarvisで
画像をつけてしれっとツイートしました。
あぁ、エッフェル塔の日が１８８９年以来初めて消えている。
Wow. Lights off on the Eiffel Tower for the first time since 1889. 彼のアカウントのプロフィール画像は誰が見てもあやしく、プロフィールもめちゃくちゃです。
調べれば、簡単にエッフェル塔に照明が設置されたのは、１９２５年で、このツイートの1889年以来が嘘だとすぐわかります。
「悲劇だって、この間にもっと、今までいくつもあった。」
しかし、このツイートはまたたくまに、注目を集め、拡散されていきました。
いくつかの有名情報サイトも「News」としてリツイートしてしまいます。
約30,000人が彼のでたらめニュースをリツイートし、Twiiterトレンドの1位になりました。
ブラッドリー「歴史関係の嘘や真実が広がるのを見るのはたのしい。すぐ、本当だと信じるし。」
暫くすると、SNSには後発の新しい嘘話が次から次へと作られ、広がっていきました。
ブラッドリー「ネット上で当事者の気持ちになって悲しんだりすることに何の意味があるんだ？
彼らは、被害者と何の接点もないだろう？
本当に心配な人は、SNSでつぶやいたりしないし、自分の振る舞いに慎重になるはずだ。
まず、邪魔しないよう、有益な情報しかつぶやけないはずだ。
その後、自分の信念のもと、政治的な発言するのも理解できるが。
」一部抜粋かつ、大まかな訳です
どうやら、単なる愉快犯ではなく、PlayforParis等といったタグをつけて、
浮ついた悲しみを見せる人々を皮肉ったJokeでもあったようです。
Eiffel tower is off in honor to the victims of terrorist attack in Paris 2015
◆感想
ちらっと検索すると、日本の多くのまとめサイトでも話題になったようですね。
TVでも報道されていたら笑います(笑)
フランスが攻撃された理由のひとつは、CNNによると、
ヨーロッパで圧倒的にテロ攻撃に軍事介入をしていることがあるそうです。
今回のテロを受けて、すでにシリア大規模空爆をフランスは始めてしまいましたね。
被害者が増えるだけのようにも感じます。
フランスのアニメーターが言っていました。
フランスのために祈ってくれてありがとう。でも、もう宗教はいらない。
信じれるのは音楽だけだ。
＊この3日程高熱にやられてブログ更新できませんでした。
読んでくれている、方々すいませんでした。
◆今日のおもしろ画像
「悲しいけどこれが真実」
今日は政治的なGIFです。 「無知」に「恐怖」を焚きつけると「憎しみ」が生まれる
