Jamsbee クリスマスLive♪@宇都宮 GORGE | のりの音楽と日常の日記♪

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しているという変わり者独身オヤジの独り言

この記事のタイトルを4年ぶりに書きました。

本当に久しぶりに彼らの演奏が見られたことが嬉しく、またそれまでの日常は「普通にある」モノではなかったことを、改めて感じました。

 

鹿沼のゴスペルライブを観た後、そのまま宇都宮は駅東にあるイタリアンレストラン「GORGE」へ。

Jamsbeeのクリスマスライブを観に行ってきました♪

 

コロナ以前は毎年、この時期にこの場所で開催されていたライブでしたがコロナの蔓延に伴い中止が続き、やっと4年ぶりに開催となりました。

それまで毎年12月はゴスペルのライブを観て、彼らのライブを観て年を越すというパターンが私にはあったのですが、ここ数年はそれが無かったためこのライブが観られるというだけで、かなり興奮していました。

 

まず1stセットはJamsbeeのギターShinsukeくんとGORGEの看板娘であるREONAの二人によるステージ。

コロナの中で生まれたこの二人によるユニットはクラシックを原点とするフルート奏者のREONAと、ビートルマニアであり60年代、70年代Rockを得意とするShinsukeくんという、かなり音楽的にバックボーンが違う二人が融合しているだけあってなかなかに面白い演奏が展開されます。

 

REONAはフルートでフランス留学をしているほどの才媛、そのテクニックも当然ながら基礎がしっかりしており、今では様々な演奏会に引っ張りだこな演奏家。

 

そんな彼女が80年代のJ-POPやらブルースやらといった全く畑違いのジャンルの曲を演奏して、しかもアドリブを要求されるというのは当初はかなりプレッシャーがあったと容易に想像出来ます。

 

クラシックは譜面通りにしっかり型にはめて演奏するというのが基本な訳で、そこに自分の個性を入れ込むというスタイルになる訳ですから、譜面にないことをいきなりやれと言われるのはかなり難しいことです。

 

けどそこは場数を踏んで、様々な演奏家と共に様々なジャンルの曲を演奏する機会を得たことで鍛えられたようで、そこに基礎がしっかりとある演奏力が加わる訳ですから、かなり個性的で強力な演奏となっていました。

 

観るたびにこの二人の演奏は変化があり、それぞれが影響し合っている様子も伺えてこれからもまだまだ楽しませてくれるユニットとして、期待大です。

 

2ndステージはいよいよJamsbeeの登場♪

 

やっと彼らの演奏が聴けるという期待は裏切られることなく、むしろ期待以上の演奏とその内容に大満足出来ました。

 

彼らのオリジナル曲はもちろんのこと、アニソンからR&BからブルースからJ-POPから果てはK-POPまでと、本当にジャンルレスな曲の数々を独自のアレンジで演奏するスタイルは、なかなか他のバンドやグループでは観られない事です。

 

そこにREONAが加わることで演奏力そのものもアップされ、会場も一体となって盛り上がれるこの感覚も4年ぶり。

本当に楽しかったです。

 

さらに今年はそこに新たな若き才能がお披露目されました。

Voを取っている女の子はギターShinsukeくんの愛娘。

久しぶりに会ったのですが「こんなに大きくなったのかぁ…」と、親戚の叔父さんのような感じになってしまってました…

 

彼女の唄を聴いていて感じることは、やっぱり子供の頃の環境で子供の感性や才能が育まれるということでした。

 

「才能とは努力によって身に付くモノ」とは某マンガからの引用ですが、私にも持論があって「リズム感は天性のモノ、音感は聞いてきた音楽で変わる」と考えています。

 

彼女の場合は子供の頃から身近にビートルズやブルースがあって、それを体中に浴びて来ながら育っていること、また「Guitarholic」の異名を持つShinsukeくんを父親に持つことでやはり身近に楽器があったこと、それらの影響を受けたことで今の彼女になったであろうことは、おそらく自然な流れだったろうと思います。

 

とにかく唄が上手い。

ブレスの取り方もそうですし、アクセントの付け方もそうなんですがそこにはSoulがありBluesがあって、黒人独特のノリのようなものも感じられて、この年齢でこの唄い方を身に付けているというのは、まだまだ伸びしろ充分、これからさらにうまくなっていくであろう姿も想像出来ました。

 

もちろんお父さんたちの演奏は貫禄十分、安心して聴いていられるその姿は変わってないなぁ、と感じられたのも嬉しかったことでした。

 

4年もブランクがあるとどこかしらで衰えも感じるモノなんですけど、そんなものを微塵も感じさせない演奏で十分に楽しいライブを展開してくれました。

 

また来年もこのライブが楽しめることを祈りつつ、昨晩は思い切り音楽を楽しんで来られました。

 

 

またGORGEは今年で開店35周年を迎えられたとのこと。

35年も個人事業主としてお店を維持するのって、実はすごく大変ですごいことなんだと、私自身が個人事業主となって今、実感しているところです。

 

まだ10年にも満たない私ですが、ここまでに幾度となく大変な経験をして来ている身としては、恐らく35年という年月の中にはそういう時期が幾度かあったんじゃないかな、と思います。

 

特にここ数年はコロナの影響もあり、飲食業を含め様々な業種で個人事業主がその仕事を辞めてしまうという事象も起こっていました。

ですがそんな中でもお店を維持し、娘を留学までさせられて、こうしてまたライブを開催して下さった、ここに至るまでにどのような苦労があったかは想像も出来ませんが、けどまた昨晩のようなライブが観られるようになったことに、そうして下さったマスターとマダムには敬意と感謝しかありません。

 

Jamsbeeの3人、REONAに和ちゃん、そしてGORGEのマスターとマダム、4年ぶりの素敵なライブ、しっかり堪能しました。

ありがとうございました。

 

また来年もこのメンバーでのライブが観られることを、今から楽しみにしています♪

 

 

↓おまけ↓

父の演奏を見守る娘

 

父と共にシャウトする息子たち

 

じゃんけん大会でゲットしたクリスマスプレゼント