舞台「わが町」鑑賞 | のりの音楽と日常の日記♪

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今日は朝から爽やかな晴れ(^^)
そんな中、第37回 宇都宮市民芸術祭 演劇公演「わが町」を観劇して来ました。



大きな舞台装置も無く、質素な机とイスが置かれるだけの舞台上で、
淡々と、本当に淡々と日々の何気ない出来事が演じられて。

舞台は20世紀初頭のアメリカの田舎町でしたが、これが日本でも、
ヨーロッパでも、この「わが町」はどこにでも存在しそうな町。

ひたすら、日常のありふれた会話が続く舞台でしたが、休憩をはさんでの最終幕、
トーンは変わらないものの怒涛の展開となり、終盤は一気に引き込まれました。

ありふれた、ごく当り前な「日常」は実は「当たり前」ではない。
「今」という瞬間が、実はこれほどまでに大切なモノ、という事を痛烈に
訴えかけて来る迫力を、静かな舞台から感じ取る事が出来た、と思います。

演者さんはそれぞれに舞台経験者が多かったようですが中でも、舞台監督を
演じていた女性には、特に力強さを感じました。

ストレートに感情に訴えかけて来る舞台でした。

ご出演の皆様、裏方、スタッフの皆様、素敵な舞台をありがとうございました<(_ _)>