昨日の続きです。
6月4日に家族で言った、和食の名店「分とく山」
御椀に続いて
御造りです。
僕と長女には、太刀魚、イサキ、車エビ。胡瓜は「加賀太胡瓜」っていうんですって。それから青のり蒟蒻と湯葉。妻と次女のほうには
がっつりと雲丹がはいっていました。日本酒をここいらで飲み干してしまいましたので、まあ誕生日だしと、奮発ついでに
KENZOの朝露を頼んでしまいました。一本2万円…。でもやっぱり、KENZO。和食にもぴったりです。
お次は、サバッティーニを彷彿させる、涼し気なガラスの器に焼物。
鱧の炭火焼きの上には、山椒味噌。鱧というとどうしても梅肉と合わせがちですが、山椒味噌もピリッと引き締まっていいですね。
鱧の下には茄子。これはもちろん味噌がばっちりあいます。
6品目に出てきたのは
このお店のスペシャリティー(名物)の、鮑の磯焼き。実は出てくるまで、この料理がここの名物とは知らなかったのですが、確かにめっちゃおいしい!
ゴロゴロの鮑に、肝の餡が絡まっていて、それを青のりと一緒に食べるのですが、風味がとてもよかったです。次女は、矯正をはじめたばかりだったので、鮑の大きさがなかなか厳しく、細かく切ってもらっていました。
料理は終盤へ。
まず食材が登場。これをしゃぶしゃぶにするのだそうです。ネギは外側だけを使うみたいですね。凝ってる… そして珍しいのはジュンサイでしょうか。
これを、エゴマと長いもをトッピングしたポン酢でいただきます。
調理してもってきてくださったのがこちら
肉はこれくらいの火入れでいいんですね。家だともっと茶色くなるまで待っていました。
続いて食事。たっぷりの土鍋に炊きあがった、ジャコごはんを見せてくださいました。
その後、よそって出してくださるのですが、残ったご飯はお土産に持ち帰ることができます。
香の物も、一味違います。酒盗が入っているのがちょっとうれしかった。
ご飯は、葱と茗荷のシャキシャキ感がアクセント。
味噌碗ではなく、お吸い物でした。
最後はデザート。
家族のデザートはこんな感じ。
主役!の僕のデザートはこんな感じで特別バージョンでした。
デザートのタイミングで、プレゼントをもらい、その後、一人一言を僕に贈ってくれます。
妻の僕に対する思いが溢れたようで、5分くらい話していて長女に優しく止められていたいましたが、それもまた嬉しいものですね。家族からは、家庭と仕事のメリハリが付いているのが良いと褒めてもらったので、これからも仕事は仕事。家庭は家庭で切り替えていきたいと思います。
お店を出るときに、エレベーター前で見送ってくれた板前さんが、1階に降りたら、またそこにいて、お見送りしてくださったのにはびっくり。なかなかの贅沢な散財ではありましたが、55歳を迎えるのにふさわしい夜となりました。
新たな活力が湧いてきました。