今回9泊したうちで、唯一夕食付となったホテル。

 

でも、振り返って考えてみると、ここは夕食付にしてうよかったかもしれません。駅前にも飲食店はちらほらありましたが、どれも、どこかで名前を聞いたような、チェーン店で、地元の味を食べようと思うと、ずいぶん遠出しないといけなかったようです。

 

本日、ホテルのレストランは宿泊者専用。

入口にこんな感じでメニューが出ていましたが、どうやら1泊2食付きの人に出るのは、普段3,600円で出している「彩月御前」のようです。いや、内容的に3,600円ってすごい安いと思いました。

会場はこんな感じで、椅子とテーブルがゆったりと配置されています。

最初のセットアップはこんな感じ。

飲み物は、前の日に続きワインが飲みたいなーと思って頼んでみたら、あまり出ないのか、給仕の方も戸惑っていました。結果、

白は二種類あって、そのうちに一本はこのホテルオリジナルとのことだったので、それを選択。スッキリと味わい深く、食事にもあいました。

まずはこちら。

先付のうぐいす豆腐

それから、造里 間八、烏賊。

 

こちらのお店、ペースが容赦ないんです。さあ、ゆっくり食べようと思ったら、

 

もう次の料理が来ました。 焼物 牛のパイ包み焼き

替鉢 射込みトマトのコンソメ仕立て

火物 真鯛の抹茶しゃぶしゃぶ 季節の野菜

 

この3品が一気に来てしまい、困ってしまう僕ら。温かいものは温かいうちに食べたいけど、このままだとどんどん冷めてしまう…

 

と急いで、うぐいす豆腐と、刺身を平らげて

替鉢のトマトへと。ビーフシチューはパイで蓋されているので、保温効果があるだろうと後回し。ところでこのトマト、なかなか凝っていて美味しかった。中にはひき肉がたっぷりと詰まっていました。そしてコンソメ―のスープが肉にもしみ込んでいて、いい感じ。

そして、ビーフシチュー。 これ、明らかにビーフシチューなのですが、メニューには焼物 牛のパイ包み焼きって書いてありました。まあ、どっちでもいいけど、肉もゴロゴロ大きくて、食べ応えありました。

そしてここで、消えそうな火との時間的な戦いに挑みます。抹茶のしゃぶしゃぶって、初めて食べました。あまり抹茶感がよくわかりませんでしたが、料理人の方もいろいろ考えるなと思います。

 

僕らがあくせくしているのが伝わったのか、

一息ついてから蒸し物の茶わん蒸し

この旅では、相当一杯、茶わん蒸しを食べている気がします。普段なかなか食べませんが、茶わん蒸し大好きなので嬉しいです。

さらに時間を置いて、油物 もろこし真丈揚げとシシトウ。

 

今日は満館らしく、給仕の人は走り回っていました。どうも、僕らのペースを見て調整したのではなく、どんどん忙しくなっていったので僕らが後回しになっているだけみたい… 実は18時と19時の回があって、19時に回を指定したのですが、お腹空いて、18時45分くらいにフライング出来てしまっていたのです。なので前半は先方も時間があり、だから僕らの分をどんどん出したのですが、後半は、あとから、あとから来る人たちへの対応が大変になっていたみたいなんです。

最後の食事も、相当時間が経ってからきました。スマホの撮影記録によると、油物が来たのが19時29分で、食事が来たのは、それから20分後の19時51分です。

 

ところでこの食事もとっても豪華!

 

蓋をあけると

こんな感じで

具のたっぷり入った、五色ちらし寿司。アボカドがポイントです。

 

最後はデザート。

3種盛りです。

フルーツ

フルーツ白玉

苺のケーキでした。

 

ちなみにデザートが来たのは20時ちょうどくらいでしたので、タイミングとしてはちょうど良い感じ。

 

前半慌ただしくはありましたが、なかなか満足度の高い夕食でした。

 

これで3600円は安いと思います。