旅に出て1週間。地元の名物を中心に食べてきましたが、そろそろ洋食系が食べたくなってきます。出発前の串揚げ以来、ワインも一切呑んでいません。最近週に5回はワインを呑む生活を送っているので、禁断症状が出てきました。
ここは大都会小倉。美味しいイタリアンもあるに違いないと期待していたのですが、
駅からホテルの道すがら
こんな看板を発見。ディナーコースも一人から受け付けてくれています(僕らは2人ですが)。で、妻が電話をかけてくれたのですが、料理の提供に多少時間がかかるかもしれないけれど、それでもよければどうぞ ということだったので、お願いすることにしました。
予約したのは18時40分。ホテルに入ったのが、17時45分だったので、そこから超速でお風呂に入って、やってきました。
お店の名前はBullo Bambino。「 見た目は悪いけど中身は美味しい」を意味するイタリアのピエモンテ州の焼き菓子の名前です。最初のセットアップはこんな感じ。布ナプキンはありません。
とりあえずはスパークリングワイン。久々のワインだー。
黒板にいろいろと本日のおススメが出ていましたが、コースにすることにしました。お店の奥のほうでは、二組の家族が一緒に食事中で、子供4人がとにかくにぎやかでした。
わりとすぐに前菜がきました。そんなに待ちません。いただいたのは、カポナータ、スペイン風オムレツ、玉ねぎのパンナコッタ・パプリカ―ソース、カプレーゼ、さつまいものサラダ、そしてヒラススキのカルパッチョ。なかなか本格的でしたよ。
本日のグラスワインから、
ペトリエラビアンコ。
スープは、ジャガイモの冷静スープ。ビシソワーズでした。これまたクリーミーでおいしい!
調子に乗って
こちらのワインリストから、割とお高めな
バローロ(9,000円)を頼んでしまったのですが、ちょっとびっくり。だって、これキンキンに冷えているんですもん…。きっとセラーが無いのでしょうね。それで室温で保管するわけにもいかず、冷やす選択肢しかないのだと思います。力強いバローロは、多少冷えていてもおいしかったですし、時間が経つにつれて室温になり、どんどん味が良くなりました。
蒸したてのフォカッチャは、おいしくて全部食べちゃった。
お店はこんな感じ。空席があるのに、「料理の提供に時間がかかるけどいいですか?」ってかならず断りをいれていて、それで1組かえってしまった人もいます。僕らにしてみると、ちょうど良いペースで料理が出てきていたので無問題。
パスタはペスカトーレ。お願いして、ムール貝は抜いてもらいました。海老の出汁が効いていて、ちょっと最近それが苦手系になってきているのですが、これはギリギリOKです。
メインは、牛ほほ肉の赤ワイン煮。これホロホロと口の中で溶けておいしかったー。そして、バローロにあいまくります。
最後はデザート盛り合わせ。ティラミス、ガトーショコラ、チーズケーキ。盛り付けも素敵。
そしてクレマたつコーヒー。
最後はシェフが出てきて挨拶してくれました。ほかの客には挨拶に来ていませんでしたが、それなりにお金使った効果なのでしょうか?二人で23,000円。
ずっと日本食、ビール、日本酒な生活をしていると、こういう料理に禁断症状が出るものなんですね。