旅も7日目に突入です。今日が終われば丸1週間。いやあ贅沢なひと時です。

 

 

朝5時半に起きて、朝風呂を堪能した僕ら。この時間でしたので貸切でした!その後、当初の予定を変更して、一本早い7時1分発の津和野行きに乗ることにしました。

 

いや、そもそも山口線ってほとんど電車が走っていないんです。昨晩念のため時刻表確認したら、元々乗る予定だった7:37の後は、各停だと11:12発までないことが発覚。一日で、各停は5本、特急が3本しかないようです。

ホームに停まっているディーゼルカーも、当然ながら一両編成。

しかも出発してから相当の間、僕ら夫婦の貸切列車でした。ちょうど同じ頃に出発した出雲市行きはそれなりに人が乗っていましたので、益田はより日本海側の都市との繋がりが深いようです。

朝ごはんは、鳥取のローソンでも同じシリーズのおにぎり弁当買いましたが、やっぱご当地仕様になっているようです。今回は長州どりと、広島菜ごはん。島根が一つも入っていない気もしますが、気にしない、気にしない。

それから、鳥取でもらった無料クーポン使って、生茶ほうじ茶をいただきます。なかなか美味しかったですよ。

妻と2人で、貸切の車内で、ボックスシート。益田で泊まったホテルにあった漫画で読んだばかりの、999っぽいなーと思いました。僕がチビの鉄郎で、妻が長身のメーテルってところがまたそれっぽい。

貸切なので、後方のこんな写真も撮れてしまいます。

緑に包まれた、最高の旅路。妻もローカル線の旅を楽しんでくれているようです。

車窓の山並みに、日本の大部分はむしろこういう景色なんだよなーと再認識します。

いつの間にやら、島根県の最西端まできています。この先、島根横断ってなかなかする機会もないんだろうなー。

島根の果ての景色。山間の道で並走するマイクロバス。助手席のお兄さんと、後ろに座る少年たちが、無邪気に手を振ってくれる。そんな、少しの出会いが旅路のアクセントになります。

 

季節柄、水田が鏡のよう。山の緑が、更に増幅されて眼前に迫ってきます。

この辺りで印象的だったのは、たまに出現する集落の家の屋根が、皆同じ、赤茶色の瓦屋根だったこと。それから写真は撮れなかったのですが、太陽光発電のソーラーパネルが、たくさんあったこと。

40分の旅路も、後半は数人くらい新たに乗客も乗ってきて、ほんのちょっと安心しました。いや、ここ、明らかに廃線の危機でしょう。

列車は山間を縫うように進み

7:42に津和野駅に到着しました。

青空の朝は、空気が思ったよりもひんやりしていて、思わずくしゃみを連発してしまいました。