3日目の朝

 

豊岡からディーゼルカーに乗ります。

 

レトロな雰囲気漂う車内。朝6時29分発ということもあり、ガラガラです。ディーゼルカーが加速するときの、あのうなりをあげるようなエンジン音が、郷愁を誘いました。

 

10分ほどで到着したのは、城崎温泉!城崎温泉に来たのは23年ぶりくらい。結婚したばかりの頃、妻の家族一同で、義父の招待できました。当時はまだ健在だった、妻の祖母も一緒だったなー。

 

駅前に早速温泉。飲めるらしいですよ。

 

街のキャラクター?鉄道むすめ?の城崎このりさんが迎えてくださいます。

 

城崎といえば、温泉と並んで有名なのが、やっぱ蟹ですよねー。前回来た時は向こう三年分の蟹を一晩で食べた、みたいな感じでした。あの時も楽しかったなー。

 

さてこれから僕は朝風呂。城崎温泉は宿の温泉だけでなく、外湯めぐりが有名。そのうち4箇所が朝7時からやっているんです。

 

駅から一番距離のある「鴻の湯」までは徒歩15分。駅を出たのが6時45分なのでまさにグッドタイミング!

 

「鴻の湯」についた時はちょうど開場したところでした。

 

こちらのお風呂は庭園風呂が有名。朝のすっきりとした空気の中入る露天風呂は最高です。七時目指して来る人がそれなりにいて、けっこう混んでいました。

 

7時半ころ移動。続いては「御所の湯」

 

こちらは、ちょうど朝のピークタイムだったらしく、激混みでした。宿の朝食の時間の関係なのでしょう。こちらのお風呂は4か所巡った中でも1番よかったです。広い露天の先に、温泉の滝が流れていて、とっても壮観。後半は人も少なくなってゆったりできます。ピークが過ぎると、え?ってくらいガラガラになりました。

 

2湯をめぐったあと、僕も流石にお腹が減ったので、スマホで「城崎温泉 朝ごはん」で検索してみるのですが、全然出てこない…。それでも二軒出てきたのですが、一軒はすでに閉店しているし、一軒は本日休業…。宿以外で朝ご飯食べる需要が無いんでしょうね。

 

と、8時からやっているお土産物屋さんの店頭に美味しそうなの発見!

 

カニまんです。450円とそれなりでしたが、中は蟹身がたっぷり!おいしかったー。でもこれでは流石に足りません。

 

また別のお店で美味しそうなの発見。

 

こちらのお土産物やさんは奥にテーブル席があったので、のんびりできます。

 

カニ爪しゅうまいと

 

但馬牛すき焼きまんです

 

テーブル席が心地よかったので、さらにコーヒーも追加してのんびり。

 

こんな感じでゆったりとくつろぎました

 

さて、9時から後半戦。「一の湯」は洞窟風呂。前回来た時も、ここに来た記憶がうっすらあります。洞窟風呂が気持ち良すぎてついつい長居してしまいました。お風呂はガラガラで3-4人しかいません。

 

「一の湯」の隣には足湯もありましたよ。

 

最後は「地蔵湯」温泉を掘ったら、地蔵が出てきたという逸話があるところだそうです。

 

ここまで来れば駅もすぐそばなので安心。ところで最後のお風呂が一番普通でした。それまでの三つは結構工夫が凝らされていたのに、ここだけは普通の銭湯みたいだった…。

 

いやあ、それにしても充実の朝風呂です。一日中入り放題のチケットは1,500円。これ、なかなかお得だと思います。

 

10時過ぎたら開いているお店も増えてきて、魚屋さんに行くと立派な松葉カニ!13,000円。

 

乗る予定の電車まで30分ほど時間があったので、駅前の足湯カフェで休憩。

 

思わず、ソフトクリームと芋チップ食べちゃった。550円。54歳のオヤジがすいません…。

 

奥には足湯もありましたが、流石にもういいやと、使いませんでした。

 

なかなか充実した城崎温泉外湯めぐりでした。