既に火曜日のブログに書きましたが、月曜日は次女の中学卒業式。その日は次女の希望で、次女の中学校の入学式あとにランチを食べたのと同じレストランで、食事をすることにしました。3年間って、短いようで長い。この3年間で次女が成長したなと思うシーンが沢山あって、父親としては、感無量な感じです。いまでに抱きついてくれるのは、とってもうれしく、まだしばらく続けて欲しい。
最初のセットアップはこんな感じ。THEフレンチ!って感じ。
おしぼりが出てきて、
なんと、一杯目は、お店からのお祝いということで、サービスしてくださいました。ノンアルのスパークリングまで準備されています。この細かい配慮に、一同感激。
さらにさらに、
次女にはお花のプレゼント。粋な演出ですねー。
まずは先付
ジャガイモと牛肉の一口コロッケ。トマト―ソースです。こういうガラスの豆皿にちょんと載ってくる小前菜って、かっこいい。
続いての前菜は、帆立。
ホタテ貝のソテー シードルソース です。さすがフレンチだけあって、バターがそれなりに使われているので、ちょいお腹に来ますが、美味しいです。薄く切ったリンゴのチップスがいい仕事しています。
ここで僕はグラスの白ワイン。
暖かいパンも来ました。
続いては、このお店のスペシャリティーの一つ、ダブルコンソメです。どこまでも優しい味。相当気合いれて作らないとこの味が出ないんだろうなー。
魚料理にあわせて、僕はピノを。魚料理は
石川県産真フグのトマトサフラン煮込み
お洒落な付け合わせの野菜に
リゾットミラネーズ。チーズたっぷりのリゾットはそのまま食べてもおいしいですし、フグのトマトサフランのスープに合わせても、また味が変わって美味しかったです。次女曰く、洋食でフグを食べるのは初めてかも とのこと。確かにあんまりでないかもしれないですね。フグは身が締まっていて、弾力もあって、魚というよりも肉のような感じ。
メインに備えて、カベルネソービニヨン。妻はスパークリングのあとにこちら。僕はその間に2杯挟んだので、4杯目。
メインは、フィレビーフのグリエ。フォワ・グラと共に アピオスとベーコンのガルニチュールを添えて ソースマデラ
と暗号感たっぷりなメニュー。ガルニチュールというのは付け合わせという意味なんですって。
その付け合わせパートですが、アピオスは、奥の小芋。バーコンはその名の通り。でも、それ以外にアワビダケと芽キャベツもありますし、むしろ、そちらのほうが存在感あるのに、メニューにはないんですね… 次女はアピオスがおいしい!と騒いておりましたが
僕は、こうやって、ベーコンと芽キャベツを同時に食べるのが至福の時間。アワビダケもあまり食べることのない茸ですし、肉厚でおいしかったです。
肝心のお肉は、ふるさと納税で良いフィレ肉を食べすぎている我が家にとっては…。
あと、フォア・グラって書いてあったので、フォアグラのソテーが来て、ロッシーニになっていることを想像して、皆で盛り上がっていたのですが、フォアグラのパテでした。もちろんおいしかったですよ。
そしてデザートです
デザートは、チョコレートムースにバニラアイスクリーム アングレーズソース というものでした。アングレーズソースとはカスタード風味のソースのことらしく、ベリー系のアクセントがチョコレートにベストマッチでした。
食事中は、次女の中学校や、今後の高校の話で相当盛り上がったのですが、食事をする時の僕の姿勢が悪いと、彼女に何度も注意されるぼく... そのたびに、「はい」と返事して姿勢を正すのですが、5分後にはまたダメになって、また次女に指摘されると言う… これだとどっちが親なのかわからない感じ。でも、そうやって素直に注意をしてくれる存在って、かけがえのない存在だなと思います。
次女の希望がかなった、楽しいディナー。長女が居ないのは残念でしたが、その分主役の次女に集中できた、とても良い時間でした。
改めて、卒業おめでとう。