さていよいよ帰国。

 

ミュンヘンのウエスティンホテルを出てから、東京の我が家に到着するまで、きっかり24時間かかりました。直行便だとここまでかからないので、自業自得ですが、なかなか「移動しがい」のある24時間でした。

 

帰国日前日は仕事がけっこう大変で、11時過ぎにホテルに戻って来たのですが、気力が無くて風呂にも入らずベッドにダイビング。それでも、時差ぼけを引きずっているので、朝4時には目が覚めてしまいます。どうせこの日は時差がさらにグチャグチャになるのがわかっていたので、そのまま起きて1時間半ほど仕事。ミュンヘンの朝4時は東京の正午なので、いろいろ都合が良いのです。

 

その後はジムに行き、この日は胸を鍛え、長旅に備えてストレッチもしっかりやっておきました。やはり毎日ジムに来るほうが、腰の調子が良い気がします。

朝ご飯はこんな感じでもってきてみました。これを

こんな風にして、オープンサンドにしていただきます。パンはトーストしたのですが、中途半端だったので、もっとやればよかった…。サクサク感が欲しかったんですけどね。失敗、失敗。

それから、マーブルケーキがあったので思わず持ってきてしまいました。そこから、荷造りしたら、もう出発の8時。部屋を出ようとしたその直前に、コンシェルジェから電話が入って、「タクシーが来てる」と言われます。

二日前の夜に、ホフブロイハウスに行くときに乗ったタクシーのイラン人のドライバーのおっさんといろいろ話をしました。僕がイランに行ったことがあるといったら、驚いていて、どこに行ったのかと一通りの話題で盛り上がります。世界旅行をしていると、いろいろな国の人と現地に行ったネタが使えて、なかなか便利。そのイラン人のおっさんは、イラン・イラク戦争でオフィサーをしていたのだけれど戦後、ドイツに渡ったのだと言っていました。

 

僕がイランに行った時、現地の映画館に行ったのですが、その時見たのがイラン・イラク戦争の映画で、その映画を見ながら、大の男たち(男しかいません)が、けっこう泣いていたのですよね。急にそのシーンを思い出しました。

 

で、そのイラン人のおっさん。なかなか商売上手で、「明日空港まで送ってやるよ」って言うんです。でも僕が「いや、僕が空港に行くのは明後日なんだよね」と言うと、詳しい時間とか部屋番号とか名前とかを聞いてきて、かならず迎えに行くねと言っていたのです。

 

ニューヨークの一件(同じようにドライバーが来ると言ったのに来なかった)があったので、期待半分だったのですが、さすがドイツ! 1分も遅れることなく、8時ぴったりに来てくれました。

きっかり30分で空港に到着。フライトが10時半なので、2時間前の到着です。

FINNAIRのプライオリティーレーンで並ばずにチェックイン。

といっても、一般のほうも2-3人くらいしか並んでいませんでした…。

チケットは、ヘルシンキまでのチケットと、東京までのチケットの両方が出てきます。荷物も、そのままスルーで東京まで行くので便利です。

ヘルシンキ行きのチケットには、ラウンジへのインビテーションもありました。FINNAIRのミュンヘン線は1日2往復しかないので、ラウンジとかないのかなと思ったのですが、他社のラウンジを使えるみたい。

こちらの、Airport Lounge Europe と、Air Flance/KLM Loungeのどちらかを使えるとのこと。で最初にAirport Lounge Europe に行ってみたら、満席だからとなりに行ってと追い返されます。

Air Flance/KLMの方に行こうとしたら、黒人の青年が前に居て、彼にエールフランスはこっち?と聞かれたのでそうだよと言って、彼を先に通します。そしたら、受付の人がチケットを確認して、「Frequent Flyer の会員証とかある?」と聞かれ、彼が首を横に振ると、「ここは入れないので、ゲート前の待合所で待ってて」と追い返されていました。その後も、何人か追い返されている人が居たので、皆、ラウンジについてよくわかっていない人が多いのかもしれません。

 

僕は、無事に潜入(?)成功です。

こちらもそれなりに混んでいました。

ラウンジの一角にフードコーナー。

時間が時間なので、朝ご飯の品ぞろえ。

パンもいろいろあります。ドイツだけに当然プリュッツエルもありました。

ビールもありますよ。国際線とはいえ、ヨーロッパ域内の路線が多いので、これくらいの感じなのでしょう。

僕はミントティーをいただき、WiFiに接続してブログ書いたりしていたら、あっという間に出発の時間になっちゃいました。