昨晩は、妻に娘のことを優先してもらいたかったので、僕は外でサクッと食事して帰ることにしました。

 

とかいいつつ

しっかりビール呑む僕。

 

駅前のわりと大き目な焼き鳥屋のカウンターで一人酒です。

ほどなくして、お通しのキャベツと枝豆。それから頼んだ串が順々に焼きあがります。最初は豚バラ。うずら。以前はこのお店は、お通しはキャベツともう一品は4種類から一つ選べたのですが、今は有無を言わさず枝豆になったみたい…。

すぐにビール2杯目。 あれ?ライザップ日は禁酒のはずじゃなかったっけ?って、このあたりで気がつきましたが、もう遅いと、開き直ります。相変わらず意志弱すぎますね…。

この焼き鳥屋さん特製のニンニクだれをつかったネギマ。

あれ、これ頼んだっけ?と思いましたが、黙って食べた、ハツ。

 

カウンターの中には、焼手の威勢の良いお兄ちゃんを中心に男性スタッフが3名。ホールには女性が3名、男性が1名と、従業員も結構多く、皆忙しく動き回っていました。

 

で、その中心的に焼き物をまわしている、威勢の良いお兄ちゃんが胸につけている名札に目がとまります。名前のあとに(旅人)って書いてあるんです。

 

僕の知り合いに、どんな呑み屋でも知らない人と友達になってしまう方がいて、その方を見習い、僕も勇気をだして声をかけて見ました。

 

「旅人って、旅が好きなんですか?」って。

 

そしたら、目の前の好青年が、けっこう食いついてきてくれて、そこから旅の話でものすごく盛り上がりました。彼は、近くの某大学の3年生。7月まで、1カ月、コロンビアのコーヒー農園え働いていたんですって。僕もコロンビアに行ったことがあるよ。というと、すごく意外な顔して、さらに僕が以前バックパッカーだったことを打ち明けると、そこから話がどんどん膨らみます。コロンビアのこんなところなんです。と

スマホの画面までみせてくれました。過去にはドイツやチェコ、東南アジアや、ワールドカップを観にカタールにも行ったそうです。大学では、インドのフェアトレードの勉強をしていて、今は卒業旅行でどこに行こうかを考えるのが楽しみなんですって。彼は、ずっとニコニコしていて、54歳のおっさんから見ても、すごい好青年でした。

とりみのあとは、次女のこともあったのでさくっと帰ろうと思ったのですが、あまりにも楽しくて、

レモンサワー、いっちゃいました。

さらに、砂肝も一本。てか、ハツは頼んでおらず、砂肝頼んだはずなんだけどな…。僕の勘違いかな…。

 

好青年は、旅のために1年大学を留年したのだそうで、今、絶賛就職活動中。こんな業界に行きたいんです。って目を輝かせているのを見ると、無条件で応援したくなります。

 

ここのスタッフには、以前協力隊でマラウイで学校の先生をしていた方もいらっしゃるそうで、僕がマラウイに行ったことがあると言うと、わざわざそのスタッフ(女性)を呼んでくれました。マラウイ話で盛り上がります。

〆に、鶏の出汁でつくったミニラーメンをいただき

いつの間にか、レモンサワーは3杯目。あまりにも楽しくて、名残惜しかったのですが、次女のことも非常に気になっていたので、席を立ちました。人生でこんなことしたの初めてなのですが、なにかの縁があればと思い、自分の名刺を置いてきてしまいました。僕は彼が目指している業界とは全く関係ないのですが、なにがあるかわかりませんし。

 

思わぬ出会いでした。

 

次女は、おかげさまで回復に向かっています。今日、胃腸の専門医に連れて行ったのですが、特になにか新しいことを言われるでもなく、腸にいる細菌を外に出すことを待つしかないとのこと。彼女はここ2日、まともに食事もできていなかったので、点滴で栄養補給をしてもらいました。顔色も大分よくなり、痛みも少しずつですが治まってきているように見えます。この3連休でなんとか回復してくれればよいなと思っています。

 

*最近海外ネタが続いているので、公式ジャンルを「海外旅行」に変更してみました。また戻すかもしれませんが…。