昨年末に9泊10日で行って来たタイ家族旅行。1カ月強連載してきたこのシリーズも、今日が最終回となりました。

 

パタヤのホテルを13時にチェックアウトし、空港への迎えの車がくる17時半までの時間をつぶすためにやってきたターミナル21をあとにした我が家は

この日もしつこく、タイマッサージのお店に来ます。

パタヤの相場はどこも同じような感じで、1時間200バーツ。

この日は家族4人並んで

フットマッサージをお願いしました。足裏というよりは、足全体のマッサージで、最初は部屋が僕らの貸し切りだったこともあり、とってもリラックスできました。途中で韓国からの団体さんが来て、多少騒がしくなりましたが、そこまで気になるほどでもありませんでした。今回のタイ旅行ではバンコクで3回。パタヤで2回タイマッサージをしました。子供たちはマッサージなんてしたことありませんので、新鮮な体験だったようです。

 

ホテルに戻ると、17時15分。時間通りに

迎えの車が来ます。意外にも女性のドライバー。

そろそろ夕焼けが始まるパタヤの街をあとにして、1時間40分で空港に到着しました。途中、パタヤの住宅街を抜けたのですが、野良犬が沢山いました。野良犬もなんかのんびりしています。

巨大な空港に到着し、

バンコクに到着したタイミングで、ダイヤモンドステータスになったので、ファーストクラスカウンターでチェックイン。行列に並んでいる方、申し訳ない…。例によって、ダンボールの中身はなにかを確認されました。正確には洗濯ものが入っているのですが「衣類です」と申告。嘘はついていません。

その後は、娘の学校のお土産を買い、Tax Refundを受け(220バーツ返ってきました)、ラウンジに直行。ここで夕飯をがっつり食べる計画です。

こちらのカウンターでオーダーすると用意してくれる形式で

おつまみセット(唐揚げ、枝豆、鯵の南蛮漬け)とシンハビール。更に

アラカルトでも頼めることがわかり

ガパオライスに、鶏の炭火焼き。シンハのおかわりをいただきます。昼にも食べたガパオライスですが、こちらは日本人に優しい味付けで、辛さ控えめ。昼の10分の1くらいかな。さらに、入室と同時にシャワーの予約を4人分しておき、順番に汗を流すことにしました。

赤ワインと、サラダをいただき終わったころ、僕の順番が周ってきます(もちろん家族で一番最後)。

シャワールームはシンプルで、トイレはついていません。ここで汗を流して、頭を洗って飛行機に乗れるのは大きいですね。

最後に、みそ汁をいただき、充実の夕食を終えます。ところで、お土産もの屋でレジ待ちの行列に並んでいた時に、前に並んでいたファミリーのお父さん(僕よりも少し年上で、そんな上等な服を着ているようには見えない冴えないオッサン)のチケットが目に入ったのですが、なんと同じ便の1Aの席。ファーストクラスではないですか。家族6人で、全員がファーストクラスみたい。すごいですねー。ファースト8席のうち6席を独占です。

 

このファミリー、ラウンジでも近くに座っていたのですが、ラウンジめしを食べる、食べる。時間帯もあるのでしょうが、ファーストクラスの美味しい機内食を食べるつもり、なさそうな感じでした。乗り慣れているとそうなるのでしょうか…。僕にはできません。かくいう僕らは、今回は機内食スキップサービスを利用していますので、機内ではとにかく寝るだけにします。

21時30分すぎに搭乗開始。

今回もまたバス移動です。

みんなの荷物をかかえて、ぼくだけグループ1で搭乗し、上の棚を使う作戦に出ましたが、同じバスに乗っていた人で、エコノミーのエリアまで来ていたのって、僕だけでした。

エコノミーは枕と毛布はありますが、スリッパや、耳栓、アイマスク、モイスチャーマスクなどのアメニティーは当然ながらありません。それを見越して、家族みんなは往路でもらったものを大事にとっておき帰りにも使う作戦に出たのですが、これが大当たりでした。

さっそくリラックス体制にはいります。僕は真ん中。

妻が窓側です。(まだ来ていませんが) そして後ろの窓側から2席が子供たち。

離陸前にCAさんが、スキップサービス利用ですよね と言って、水と

デザートのブラウニーだけ持ってきてくれます。長女はメニューをみて、ブラウニーだけは食べたかったと言っていたので丁度よかった。このあと僕は離陸したのも夢うつつな感じで、とにかく寝まくります。狭い座席ではありますが、時間帯が寝る時間だったのがよかったみたい。でも飛行時間はわずか4時間45分なんで、そこまでしっかり眠る時間はありませんでした。

あと1時間で着陸のアナウンスで目が覚めたのが、このあたり。

飛行機は房総半島を経由することなく、素直に、羽田空港のC滑走路に着陸しました。

いやー楽しかったタイ旅行。家族の絆が一段深まったような気がします。このあと入国審査を終えて、トイレに行って出てきたらもう荷物が出てきていて、グローバルWiFiもすぐに返却できました。駐車料金は15,800円。タクシー往復よりは多少安く、公共交通機関利用の場合の2倍くらいの金額です。車の駐車場所も無事に思い出し、早朝の大晦日の道はそれほど混んでもおらず、着陸した5時半から1時間後の朝6時半には家についていました。

 

子供たちには、大学の授業を休んだり、部活の練習を休んだりと、負担をかけてしまいましたが、みんな最高に楽しかったと言ってくれて、僕も飛び切りの笑顔になった、そんなタイ旅行でした。

 

家族でタイ  おしまい

 

明日からはドイツ旅です。