12月中旬のニューヨーク・ワシントン出張のお話です。リアルタイムの話ではありません。

 

ニューヨークに別れを告げて、やってきたのは

JFKの第8ターミナル。アメリカン航空および、ワンワールドの専用ターミナルです。

プライオリティーレーンであっという間にチェックインも終わり、時間もあったので、チェックインの時におねえさんに教えてもらった、Admirals Clubへと行きました。

 

が、入口のチェックで、ボーディングパス見せても「会員証は持っている?」と聞かれて入れてもらえません。仕方がないので、スマホの画面を見せたら

 

「あら、あなたエメラルドじゃない。戻ることになるけど、SOHOラウンジが使えるわよ。正直、そっちのほうが絶対いいし、搭乗まで1時間あるんだから、是非そっちに行って」

 

と言われ、ある意味、ポジティブに追い返されました。

 

JFKには、アメリカン航空とブリティッシュエアウェイズが共同で投資したラウンジが最近オープンしたのだそうで、ランクが上のほうから

 

チェルシー(アメリカンとブリティシュエアウエイズのファーストクラス利用者)

ソーホー(ワンワールド・エメラルド以上の会員。ワンワールドのファーストクラス利用者)

グリニッジ(ワンワールド・サファイア以上の会員・ワンワールドのビジネスクラス利用者)

 

となっています。このラウンジの名前の付け方、わかります? どちらも、ニューヨークにも英国にもある地名なんです。

入口のカウンターでは、JAL側ではエメラルドになっているのに、AA側ではまだサファイア状態であるのですったもんだしましたが、結局入れてもらえました。「いや、昨日エメラルドになったんだよね」と言ったら、受付のお姉さんが、笑いながら、システムに反映する時間が必要なことを説明してくれて、OKが出たんです。

さすが、上級会員向けだけあって、ゆったりとしたつくり。バーカウンターもあります。

さらに時間もあるのかもしれませんが、人もほとんどおらず、のんびりできました。

奥には、なんと本当の火がついている暖炉まであります。

高級感マックス。

食べ物も充実しています。

コールドミールの種類もすごく、

ホットミールもボリュームありました。

 

実はお昼ごはんを食べていなかったので

海老のサラダとケールのサラダをビュッフェで持ってきたのに加えて、

スマホで、テーブルからオーダーできる、フィッシュ&チップスも頼んでみました。他にハンバーガーもオーダーできるので、これまた、アメリカを象徴する食べ物と、イギリスを象徴する食べ物ということなんでしょう。でもね、オーダーしてもってきてもらったのに、冷めてたー… 食べ物の温度管理は大事ですね。

ちょっと残念なフィッシュアンドチップスでした。

窓際の優雅なソファー席に移動して

コーヒーをいただき

そろそろ出発の時間。

ゲートは38番。

乗るのは小型飛行機です。ニューヨークーワシントンだから幹線で大型の飛行機なのかなと思っていたら、そうでもないんでしょうか。便数もそんなにあるわけでもなさそうだし。出発の30分前きっかりに、ゲートオープンして

わりと早い時間に乗れました。

特典で、前の方の、本来20ドル追加でなくては乗れない、メインキャビンエキストラに無料で搭乗

遅れてくる乗客もおらず、飛行機は定刻10分前にドアクローズ。窓から荷物が積み込まれているところが見えたのですが、こんなタイミングで荷物って積まれるんですね。自分の荷物がしっかりと搭載されたのを見て一安心。

滑走路からは遠くにマンハッタンの街並みが見えます。

飛行機は定刻よりも早くに離陸して、大都会を横目に高度をあげました。

 

冬のニューヨーク おしまい