10月のお話です(リアルタイムではありません)
2週連続で京都に行ったぼく。
欧米人あるあるなのですが、僕の上司(僕より若いです)、ペスカトリアン(肉は食べないけど魚は食べる)であり、グルテンフリー(小麦が入っているものは食べない)なんです。
日本に来て、ペスカトリアンっていうのは、意外と大丈夫なのですが、グルテンフリーってのが曲者。醤油にもグルテンって入っているんですね。天ぷらなどの揚げ物もダメだし、これがなかなか大変。
彼は自らに厳しくて、アルコールもほぼ控えているんだとか。機内食ってどうしてるの?って聞いたら、まさかの「ファスティング」って。つまり、食べないってことですね。僕の場合、飛行機って、機内食「だけ」が楽しみなのに、それをパスするってどういうこと?って僕的には思ってしまいます。
で今回京都でサシで飯を食うことになっていたのですが、どこに連れていって良いやら… 僕のアシスタントと知恵を寄せあい、あ、ここなら!ってことで予約したのが
京ゆば処 静家です。 ほら、湯葉ならば、大豆ですしね。このお店はゆばずくしで、グルテンフリーにも完全対応だったんです。ゆばは京都の名物でもあるので、まさに完璧!
なのに、ホテルのロビーで集合して、タクシーで行くと言ったら、「そんな、近くの適当な店でいいよ、その店キャンセルしてさ」と我儘なことを言いだしましたが、問答無用でタクシーの詰め込み、お店にやってきました。、
でお店に入って
9席しかないカウンターを見て、上司大興奮。 すごい!こういうとことに来てみたかったんだ!と。 確かに、こんな狭い店、アメリカには無いだろうなー。僕らが最初のお客さんだったのですが、喜んだ上司は、お店の人に質問ぜめ(通訳は僕)。今日は満席になるのかとか(答えはYES)、何年ここで営業しているのか(答えは25年)とか。
こういう折敷もおもしろいみたい。
まずはビール。上司も一杯だけ呑んでいました。
さらに日本酒も。こちらはおちょこ3杯くらいかな。あれ、酒呑まないんじゃなかっけ?と聞いたら、ここは日本だからいいんだってことになっていました。実は次の昼には、ビールのジョッキ7杯くらい飲んでいたので、どこかでタガが外れたみたい。
一品目は、こんな昔のおウチのような器の中に
2種類のゆば。
ゆばのステーキは、お店の人が目の前で焼いてくれました
湯葉サラダ。
くみ上げ湯葉
ごはんと一緒にいただきます。
他にも出てきたのですが、写真撮り忘れてます…。
デザートは投入プリン。お腹いっぱいになりました。
8900円のコース。酒代含めいくらかかったのかは上司が払ったので知りません…。
食べている間に雨が降り始めたのですが、ちょっと祇園を歩いてみたいとのことで、二人で祇園に移動。
八坂神社にも行きました。雨が激しくなってきたので、僕は速攻で傘を買いましたが、上司は「僕はシアトルっ子だからいらない」と言い張り、フード被っていました。確かに、シアトルの人って、なぜか傘ささないんですよ。聞いたところによると、シアトル以外の人は普通に傘さすらしいので、これはシアトルっ子のプライドなのかも…。てか、上司はカナダ人なんですけど。
八坂のある四条から、ホテルのある二条まで二人で歩きましたが、いろんな話ができて、これはこれで楽しい時間でした。僕らがホテルに戻ったころに、財務部チームが京都に到着した模様。
次の日。ホテルで朝ご飯食べてもよかったのですが、どうしてもがっつりしたものが食べたくなって
コンビニで、朝からハンバーグとカニコロッケ弁当を買ってきてしまいました。
朝は一人で、近くにある、京都御所を散歩
京都の街を歩くと、いろいろなところから白檀の香りが漂ってきて、ああ、京都の薫りだなって思います。
ホテルをチェックアウトする時に、ようやく気がついたこと
いたるところに、こんな飾りがあったんです。
で、ようやく気が付いたんです。
あー、「タッセルイン」ってそいうわけね って。