クルーズ日記2日目が終わりましたので、また閑話休題。クルーズ後のお話です。

我が街でさくら祭りが開催された日曜日

我が家は、夕方から青山の老舗イタリアン サバティーニにおりました。

約1年ぶりの再訪です。目的は「本当は自分の大学合格のお祝いのクルーズだったはずなのに、おいて行かれた長女のための、償いディナー」という名の、一休ポイント消費です。ポイント使わなきゃ、こんな高級レストラン、来れないっす。ちなみに1年前もポイント消費のために来ました。

本日のメニュー。冷前菜 温前菜 パスタ メイン デザートのコースです。

コースについている、スパークリングワインと、子供たちは、ジンジャーエールにオレンジジュースで乾杯!

サバティーニオリジナルのお皿が懐かしい。

最初は先付が来ました。生ハムとオリーブ。そして丸いグリッシーニです。あとから聞いたのですが、この生ハムは、一本とったハムの骨の際の肉がどうしても残ってしまうので、それを細かく切って、ハーブとオリーブオイルで漬け込んだものなんですって。めっちゃおいしい。

 

このあたりで、テーブル担当交代。 

 

いつもいつも担当してくださっている、フロアの総責任者のSさんが僕らに気が付いて(予約の段階では気が付いていなかったみたい)さりげなく交代してくれました。そして、そのあとはつかず離れず、いや、どちらかというと、べったりな感じで接客。一皿持ってくるごとに、2-3分話し込んでいきます。それがまた楽しいんですけどね。

ローズマリーが練り込まれたフォカッチャは柔らかくて、普段パンを食べない僕でも半分くらい食べちゃいます(そして残りは次女の胃の中に)。タプナートがまた、たまらないのです。

冷前菜は鰆のカルパッチョ。一つ一つにキャビアがのっていますよ。ごうかー。そして、マヨネーズみたいのは、予想外の「グレープフルーツ」のソースなんですって。

温前菜はフランス産のホワイトアスパラ。そして、上に乗っているのは、牛の生ハム。アスパラは完璧な火入れで、絶妙な硬さでした。季節によっては、北海道産になるのだそうです。

グラスの白をお願いしたら、料理にあわせて、ソーヴィニオン・ブラン。パスタは

妻と次女は、フレッシュトマトソースとブラータチーズのスパゲッティー。スパゲッティーにブラータチーズ乗っけるって、究極の贅沢では…。

僕と長女は桜エビと新玉ねぎのアーリオオ―リオ スパゲッティ。辛さがしっかり効いていて、これまたおいしいし、ソーヴィニオン・ブランにあいます。

メインにあわせて、おススメの赤ワインのグラスを頼んだら、新たに、イタリア人がアメリカで売るために作ったジンファンデルという、象さんのワインを抜栓してくださいました。エチケットが可愛い。これもアメリカ人に受けること狙ってそうですね。

妻と長女はイベリコ豚のソテー モリーユ茸のソース。

僕と次女は1000円プラスして、黒毛和牛ロースの炭火焼き ルッコラとパルミジャーノチーズ。 が、軍配は妻と長女かなー。若い人には良いのだと思いますが、おじさんにはちょっとサシが入りすぎていた感じです。贅沢ですが…。

 

はじめてサバティーニに来たのは、今から7-8年前のことだと思います。もちろん、ポイント消費で…。その時から、ずーっとSさんに担当していただき、当時小学校低学年だった次女、高学年だった長女のことをSさんがとても可愛がって下さり、その長い年月のお付き合いからだと思うのですが、最近は僕らが行くと、本来、デザートはこのお店の名物の「ティラミス」が出てくるはずなのに

いっつもデザートワゴンが出てくるんです! いやー、これはありがたいですし、贅沢ですねー。そして、Sさんはいつもニコニコしながら、いくつでもいいですよ って言ってくださるんです。

 

わりとお腹いっぱいの妻は、コース通りのティラミスのみにしていましたが

僕は「金柑のタルト」「バスク風チーズケーキ」「ティラミス」の3つも選んじゃいました。食べ過ぎですよね… 長女とも息があい、彼女も全く同じ選択。でも上手がおりまして…。

中三の次女は、クリームブリュレにバスク風チーズケーキ、ティラミス、そしてイチゴのショートケーキです。これだけ食べても次の日に胃がもたれないカラダ。僕も欲しい…。

 

さらにさらに、Sさんから追加のサービス。

 

今回、長女の大学合格祝いと、次女の進級祝いだということを話していたのですが、そうしたら

さらに、特製ケーキまで!!! こちらはお持ち帰り用の箱に詰めてくださいました。

僕はカプチーノでシメ。長女はカモミール。次女はコーヒー。そして妻は、肉から継続の赤ワイン。家族でも一杯話をしましたし、Sさん交えての会話も盛り上がり、いつ行っても楽しい、サバティーニでした。

こちらがいつも座っている席です。僕と妻は奥に座るので知らないのですが、子供たち側から見えるこの窓の中の絵画。これ、ローマの本店からの景色なんですって(とSさんに教えてもらいました)

こちらの店内の内装の天井も、イタリアからわざわざ職人に来てもらって作り上げたらしいですよ。あ、そういえば、今回新企画で、マジシャンが各テーブルを回って、そこで手品を披露してくださるというのがありまして、僕らのテーブルもお願いしたら、トランプのものすごいマジックを披露してくださいました。超びっくりマジック連続で、いまだに不思議です…。

老舗の伝統を守りつつも、いつも斬新に新たな風も取り入れる、大好きなレストランの一つです。

 

ごちそうさまでした

 

明日からまたクルーズ日記です。