3日目の船内新聞です。
表がこちら。本日は7時から午後3時半まで鹿児島に寄港しておりますので、その間のスケジュールはごくわずか。
裏面がこちら。いつも夜のショーに注目するのですが、この日のメニューには「ショータイム:Tibor Szabo」と書いてあるだけで、なんのことだかさっぱり...
でこの裏面を見て、僕の目が点になりました。
いやいやこれはないでしょう… と思います。
それはこちら。
赤線は僕が引っ張りましたが、シャトルバスが有料化されており、しかも、往復で一人28ドルもするんです。家族3人だと、1万円以上ですよ。僕らがクルーズをはじめた当初は、また寄港地側も手探り状態だったのかわかりませんが、原則どこに行ってもシャトルバスは無料でした。最近はところどころ有料の場所が出始めていましたが、それでも、納得の金額でした。
鹿児島も前回来た時は無料。
ですが、なにこれ。28ドル???? これはさすがに取りすぎではないでしょうか?地の利が無く、現地の物価感覚を知らない外国人からぼったくっているようにしか見えないのですが…。
これね、ここ鹿児島だけではなかったのですよ。シャトルバスを必要としない場所に停泊する長崎を除いて、すべての街で、ええええ、という金額のシャトルバス運賃がと設定されていました。
済州島20ドル
宮崎(油津)20ドル
松山16ドル
高知25ドル
です。いずれの港も、街から遠く離れているので、なんらかの交通手段がないと埒があきません。この日のためだけに、バスの手配をして、普段開設していない路線に人を配置しなくてはいけない苦労というのはわかります。でも、2名以上であれば、タクシーのほうが安い金額。ここまで高い金額設定する必要ある?って思いました。
僕らは結局一度もシャトルバスを利用しませんでした。シャトルバスもつれていかれるところが以外と中途半端な場所になることもあり、だったらタクシーで最終目的地に行ったほうが、時間もお金も両方節約できます。もう無料シャトルバスの時代は戻ってこないのかな…。
さて、朝食を終えた僕らは
既に寄港地観光に出かけた乗客が多く、がらんとした船内を軽く散策。屋内プールも誰もいません。
卓球台があったので
妻と軽ーく打ちあいました。お互いに負けず嫌いなので、白熱してしまいます。
この日は、今回のクルーズの中で唯一、お天気に恵まれない日で、桜島もてっぺんまで見えたのは、午前の一瞬の時間のみ。本降りではありませんでしたが、傘が手放せない一日となりました。
我々は9時半くらいにのんびりと下船口に向かいます。
コロナ前はクルーズが空前の盛り上がりをみせており、各地方自治体も、自分たちの街に寄港してもらうためにって、ターミナルを整備したんですよね。鹿児島のクルーズターミナルも、割と新しかったです。
ターミナルは時間ずらしてきたからなのか、けっこうガラガラ。軽く荷物検査があったような(記憶あいまい)
でも、時間ずらしたことが仇となり、タクシー行列に20分ほど並びます。そりゃ、この料金設定ならば、皆タクシー選択しますよね…。さらに外国人が多いと、通訳の人がイチイチ、説明をするので、人当たりの所要時間が長くなります。それにタクシーもまばらにやってくるので、次々と乗れるわけでもないですし…。
ヒマなので、港から撮影したダイヤモンドプリンセス。やっぱり巨大ですね。マンションが出現したみたいに見えます。
僕らの前のオーストラリア人8人組に、タクシーの運転手さんが1日1台2万5千円でどう?って熱心に交渉しているのを横目に、僕らはカードで支払えることを確認して、そのあとに来たタクシーに乗車して、最初の目的地に向かいます!