2021年僕の夏休み。いろいろ熟考を重ねた結果、かねてから計画していた家族旅を実施することにしました。批判的な意見もあるかもしれませんが、ルールとマナーを守りつつ、自らの感染、および、万が一の感染拡大が起きないような最大限の注意を払っての旅となりました。このブログは、自分の記録のためにつけているのとともに、宿の情報など、少しでも参考にしていただければとの思いでつけていますので、いったんは全体公開としますが、場合によってはアメンバー限定に変更するかもしれません。幸いにも、我が家は今のところ誰も感染しておりませんので、この旅を通じて全国のコロナ蔓延に悪影響をもたらすことは無かったと思っております。  

 

十和田湖でひと遊びしたあとは、車で奥入瀬渓流へと。奥入瀬渓流に来るのは3度目。1回目は中学校の修学旅行で、十和田湖のあとに、奥入瀬渓流をバスで移動。その時は時間が無くて、窓からの観光になり、いつか来てみたいと思っていて、それを実行したのが今から8年前の東北旅行でのこと。僕的には野望はすでに達成しているので、今回せっかくならば別の場所に時間を割きたかったのですが、長女が、もう一度奥入瀬渓流に行ってみたいということで、来ることにしたのです。

やってきたのは、2年前と同じ、奥入瀬渓流ホテル。さんざん遊んできましたので、到着したのは午後5時前。車寄に車を停めて、朝盛岡で荷物を入れかえたスーツケース二つと子供たちのリュックなどを預けます。そして僕だけ車を停めに行くのですが、敷地内の駐車場が満車なので隣の道の駅の駐車場に停めてくださいと言われました。一瞬えーーーーとなりましたが、満車だと言われるとあらがうこともできません。雨が降り始めていたのですが、松島の宿のように、傘を持って係の人が出迎えてくださることもなく、意外とドライ(マニュアル)な感じは否めないですね。まあそれが星野リゾートです。

そして、中に入っておーーーっとなります。前回来た時と全然違う。めちゃくちゃ高級感が漂っています。

昔はここに椅子とテーブルが大量に並んでいて、ここに座ってチェックインだったのですが、今そのエリアはこんな椅子が。

離れ小島のように、連なっていました。 ちなみに前回の到着の記事はこちら

 

今見てみたら、特にロビーの写真はありませんでしたね。

こちらでチェックイン。チェックインのピークの時間帯は過ぎておりますので、閑散としておりました。いろいろ説明を受けます。前回は東館のお部屋でしたが、今回は西館のお部屋らしく、このロビーのある建物からすると、別棟のようなところです。係の人によると、コロナ禍なので部屋への案内はしておらず、カートを押して各自部屋まで行ってくださいとのこと。

 

え、そうなの?と思いましたが、それがホテルの方針なのでしょうね。

 

今回10か所のホテルに泊まりましたが、部屋までの案内が無かったのは、この星野リゾートだけでした。

 

しかたないので、えっちらおっちらカートを押しながら、別棟に行きます。

ロビーの奥には、このホテルの象徴とも言える、岡本太郎さん作の暖炉「森の神話」です。その奥にみえる緑と、暖炉の煙突(?)のコントラストが、とても映えますね。

お菓子などを売る売店があり、

更に、渓流散策用品?の店を抜けて

男湯を通過し

さらに、苔のショップを抜けると、西館のロビーに到着します。ここにあるのが

こちら。

こちらも岡本太郎さんの作品。しかも遺作なんだそうですよ。こちらは、渓流を表した「河神」というタイトルだそうです。 水の流れが岩にあたったしぶきが妖精になる様子を表した7体のニンフとなんだそうです。溺れている人じゃありませんでした…。

 

その先にあるエレベータに乗って、3階へ。これまた長い廊下の真ん中あたりに、ようやく僕らの部屋がありました。遠かった…。

本日のお部屋は3508号室です。今見たら前回のお部屋は3048号室だったようで、「8」に縁があるみたいですね。