2016ダイヤモンドプリンセス搭乗記

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午前6時半。アラームの音で目が覚めました。夕べ夜更かししているのでちょっとツライのですが、でもアラームをかけてまで起きなくてはいかない理由があるのです。それは「関門海峡クルーズ」。楽しみにしていた瀬戸内海クルーズはキャンセルになってしまいましたが、関門海峡クルーズは大丈夫でした!
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関門海峡は日本の交通の要所。瀬戸内海の工業地帯と韓国・中国を結ぶ要です。海峡の狭さ、潮流の速さ・向き(なんと1日に4回も変わるらしい)、船舶通航量の多さ、航路の複雑さから、海峡を通過する船には水先案内人の同乗が義務付けられているのだそうです。ちょうど6時半すぎから、この水先案内人のアナウンスが船内放送で流れ始めました。
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せっかくなので部屋から甲板に移動すると、関門橋が見えてきました。1973年に開通し、当時東洋で最長だった本州と九州を結ぶ橋です。
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やっぱり橋の下をくぐるときというのは、どうしても橋の裏側の写真を撮りたくなるものですね。船に乗らないと絶対に見られない光景ですし。
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船は関門橋を後に、さらにゆっくりと進みます。ここがかの有名な壇ノ浦ですね。
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船の右手には、下関の遊園地のようなものが見え、船の左手には北九州の街並みが見えてきました。巌流島もこのあたりなのですが、どれかはわからずじまいでした。
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一杯写真をとりましたが、この写真が一番「海峡」っぽいかも。左手が本州、奥が九州です。ちなみに関門海峡に入ると、携帯が普通につながるようになりました。今年は高校の同窓会の幹事学年で、仲間といろいろやりとりをしているのですが、その一人に、「いま関門海峡にいるよ」とメッセージを打つと、「あ、それならそのうち製鉄所がみえるよ」と教えてくれました。そういえば彼は新日鉄(今は違う名前?)に就職したんだったとおもいだします 。
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予告通り、製鉄所が見えたところで、そろそろ部屋に戻ります。ちなみに子供たち、起こしてみたのですが全然だめで、なのでこの関門海峡の景色は大人だけで堪能しました。
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部屋に戻ると、ちょうど船は関門海峡を通過したところ。
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バルコニーから外を見ると、ちょうど水先案内人にパイロット船がダイヤモンドプリンセスから離れていくところでした。

それにしても、水先案内人のアナウンスも非常に勉強になり、まるで社会見学のような楽しい時間でした。こうなるとやっぱり瀬戸内海クルーズがなくなったことが悔やまれます...。