2015年ダイヤモンドプリンセス搭乗記

2015年GWクルーズの2日目。船はまだ福島県沖を航行中です。
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7時なって朝食会場がオープンしました。ビュッフェのレストランであれば5時からコンチネンタルブレックファスト、6時から通常の朝食が食べられるのですが、特にまだ小さい子供がいると、ビュッフェは落ち着かなくてあまり好きではありません。常に誰かが離席している状態になってしまい、あまり食事を楽しむという感じではないのが、あわただしくて嫌いなのです。
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朝食は、固定席ではなく、来た順番に案内されます。義父・義母はゆっくり休んでから朝ごはんを食べるとのことだったので、我々家族4人。運よく4人席に案内されました。最初の朝食なので、添乗員がメニューの説明に回っています。「メニューの左側が和定食になります。ただ、玉子焼きというのは、オムレツがでてきます。右側は、通常のメニューになりますので、どちらを頼んでいただいても構いません」という説明。その後、担当のウエイターがメニューを聞きにきます。飲み物担当のウエイターと、料理担当のウエイターがいるようで、最初に飲み物。それから料理の注文をしました。
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飲み物は普段家ではほとんど飲まないトマトジュースにしてみました。そしてこれが大正解。レモンがついてきたので絞って入れてみると、味がすっきりして引き立ちます。一気にトマトジュースファンになってしまい、結局このレストランに来たときには毎日このジュースを頼んでしまいました。
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そして、届いた和定食。今回、この船を選んだ決め手は、この和定食にありました。両親のことを考えての選択ではあったのですが、普段から僕自身も朝は和食党ですので、この選択肢があるのは非常にありがたいです。届いた和定食は100%完璧とまではいきませんが、それでも外国船でこのクオリティーが出てくるのであれば、満足です。
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メインはサーモンでした。鮭ではなくサーモンです。あまり和食ではサーモンは焼かないと思うのですが、これがなかなかいい感じです。醤油をつけて食べるとコクが出て御飯何杯でもいける感じです。ちなみに、添乗員のお姉さんの説明とは違い、玉子焼きはきちんと玉子焼きでした。
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今回のクルーズを通して感心したのが、御飯のクオリティーの高さ。どんなお米をつかっているかは知りませんが、炊き加減は完璧で、まさに日本で普通に食べる御飯そのものです。ごはんがおいしいと、幸せを感じます。
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反対に残念だったのが、味噌汁。出汁が効いていない。そして、やたらしょっぱく、薄っぺらい味です。もうあとほんの少しなんだけどな…。ここは来年に期待です。
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付け合わせのヒジキ。これは、完璧日本の味付けでした。しかし、初っ端からつけあわせにヒジキを持ってくるあたり、憎い選択ですね。
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香の物と梅干し。梅干しは非常に酸っぱく、毎朝これで頭がしゃきっとしておりました。
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最後にフルーツ。朝のフルーツは健康に非常に良いと聞いたことがありますが、毎朝少量のフルーツを4種類もいただくというのは、極上の贅沢だなと思いました。

これに加えて、和食を頼もうとなんだろうと、パン(デニッシュ、クロワッサンなど)を持ってきてくださったり、コーヒーや紅茶を持ってきてくださったりします。我が家は昨晩の夕食のコーヒーで少し懲りてしまったところがあるので、コーヒーの注文は控えておきました。

あと、実はハムステーキも追加で頼んでみたのですが、いつまでたっても持ってくる気配がなく、食事も終了してしまったので、もういいやと思い、特に問い合わせるでもなく出てきてしまいました。やはり初日のオペレーションが混乱するのは、どの船も一緒ですね。今年度、日本初クルーズは今回が初なので、配膳係もまだ和定食の配膳に慣れていないみたいです。