今まで洋楽をあまり聞かず良さもあまりわからなかった自分がBGMなどに使われていていいなと思った曲をセレクトしてみました。今回は記念すべき第一回ですが、洋楽をあまりにも聞かないもので第二回が果たしてあるのかはわかりません。

>Take Over The World Feat.Just Blaze & Colin Munroe
/ KIDZ IN THE HALL
$Noriの脱heavyな生活のすすめ-Take Over The World



>Change Me feat.Akon / Keri Hilson
$Noriの脱heavyな生活のすすめ-Change Me



>No Bullshit / Chris Brown
$Noriの脱heavyな生活のすすめ-No Bullushit



第一回にしては良い感じに纏まったと思うのですが、「お前はまず邦楽を勉強しろ」や「お前のセンスは悪い」など温かいコメントをお待ちしてます。またおすすめの曲があれば教えてください。少しずつ洋楽に慣れて「洋楽通」を語る域まで成長したいと思います。

Lose Your Mind /Kidz in the Hall ...

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Med Freestyle /Kidz In the Hall

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$Noriの脱heavyな生活のすすめ-inutoanata

2週間前に「犬とあなたの物語 いぬのえいが」という作品を映画館で見てきたのだが、時間が無くてレビューが書けていなかったので書こうと思う。

まずストーリーから。複数の独立したストーリーがオムニバスとして纏まっている作品。前半は中尾彬や小倉智昭、更に高畑淳子など大御所達が吉本興業で活躍している芸人達と共演し犬についての面白い話が続く。また話題性のある人としてはAKB48篠田麻里子が出演し、TBS青木裕子アナウンサーとの掛け合いがある。青木裕子アナが映像として流れた時、自分はナインティナイン矢部浩之の事が頭から離れなかったがその話は本題からずれるので深く触れないことにする。各役者の体を張った演出で笑いが止まらないのだが、正直このまま話が続いていたらこの映画には何の愛着も湧かなかっただろう。引きこまれていくのは映画の中盤からである。

中盤からは重い話が続く。大森南朋と松嶋菜々子が演じる家族の話であるが、大森南朋演じる「一郎」が若年性アルツハイマーになり若いのにも関わらず妻の記憶まで失っていく物語。病気のせいで一人で買い物にも行けず、夜になると自暴自棄になってしまう一郎を夫に持つ妻ミサトは仕事を止めるが、それでも耐え切れず家庭が崩壊した状態になり仕様がなく犬を保健所へ持っていく。殺処分される当日に我に返り犬を呼び戻し一郎の元へと行くが唯一の拠り所の犬の名前も忘れてしまっていた。しかしそれを受け入れて生きていくという締め方をしていた。

そしてラストストーリーは北乃きいが演じる女の子の話。愛犬が死んでしまって、忘れようと思っても忘れられず他の犬を見て泣いてしまう。公園にいた芦田真奈演じる少女の好意で一緒に散歩をして話をしていく中で犬が死んだということを少しずつ受け入れていくという話である。北乃きいは週刊誌などで恋愛事情などを取り出たされて今まで培ったアイドルのイメージが薄くなってきているが、演技力は素晴らしかった。これから女優としてもっと成長した姿を見れることだろう。

自分は消費者をのせるようなフレーズを一旦訝しく思う癖があるが、正に「笑いあり、涙あり」というフレーズはこの映画にぴったりだと思う。最後の2つのストーリーはボロボロと大粒の涙を流しながら見ていた。今まで「映画や本を見て感動しました」なんて言葉をCMやTV番組で耳にした時、こいつは情緒不安定なのかと冷めた目線で捉えていたが、人生経験が豊かになると物事を第三者的ではなく当人に成り切ってしまうため感動が何倍にもなるのだとつくづく思った次第である。まだ自分は若いのであるが、将来は泣き虫になるのだろうか。さて話を戻すと、映画自体何か際立った演出だったり効果は無かったのだが、犬を飼っている人若しくは飼ったことがある人には是非とも見て欲しい映画である。

自分も犬を飼っているのだが、言葉は通じなくても鳴き声や手でいつも犬は何かを伝えようとしている。それをしっかり読み取ってあげて応えてあげなければと思った。また身近な人が病気や苦しい状況に置かれてもしっかりと守ってあげられるような人になりたいと思う。

ストーリーが沢山有るのに加え自分自身の日本語能力が無いのでこのレビューを書くのは難しいが、是非とも実際に映画を見て何かを感じ取って欲しい。

[予告編]



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製品名、企業名や出演タレントを全面に押し出さないで、製品の特徴や企業の理念のみをCMに詰め込んだものでいいなぁと感銘を受けたものを集めてみました。動画を並べるため、負荷軽減を目的にデフォルトは小さく表示しています。大きくして見たい方はお手数ですが、動画をダブルクリックして見てください。なお番号は順位という訳ではなく、整理の為ですのでご了解ください。

①「母の日ありがとう」[eTb]
スペインバスク自治州の公営テレビ局「eTb」の「母の日」に関するCM。学校で皆が絵を描く中で、一人の少年が紙に筆圧強く「Te amo(愛している)」と書いて盲目の母親に渡すという愛溢れる作品。最後にメッセージとして「母の日ありがとう」と表現が入るが、それがなくても親への愛情が感じられる普遍的なストーリー。




②「クレイジーな人たちがいる」[アップルコンピュータ(現:アップル)]
Appleが経営的にどん底である当時のCM。過去の偉人を映像として流し「自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが本当に世界を変えているのだから。」とナレーションが入る。白黒で古さを感じるが、ナレーションの内容と共に偉人を映すことによって信憑性が増している。このCM放映当時は単なるカッコつけの様に思われても仕方ないが、数年後にライフスタイルを革新させるイノベーションを実際に起こす事実を考える限り、単なる消費者への口説き文句ではなく会社自体が本気でこのように思っていた様だ。




③「LEGENDARY BIRU」[サッポロビール]
「サッポロプレミアムビール」の製造工程をCGを駆使して表現したCM。製品をカナダで展開するために作られたCMであったために日本での放映は無し。しかしながら日本での問い合わせが殺到し、また現地でも売上が前年同期比9割増という結果を残した。ナレーションは一切なく、製造工程と日本のエキゾティックな雰囲気を醸しだしていて異文化から見ると魅力的に見えたのかもしれないが、日本人である自分から見ても高品質であり魅了された。日本ではどうしても短編になってしまうため、長編のCMを流せることは羨ましい。




④「クリスマスエクスプレス」[JR東海]
CM好きにとっては避けては通れない伝説のCM。失礼ながらまだ無名に等しかった深津絵里が出演(勿論その後の活躍は周知の事実)。BGMである山下達郎「クリスマス・イブ」が爆発的人気となりクリスマスソングとして定着したのもこのCMがきっかけ。新幹線がいなくなった後の寂しさは第二次世界大戦の出兵や集団就職列車を見送った家族の心境をモデルにしていると制作側は述べている。今でこそ携帯電話で直ぐに連絡がとれるが、それが無い時代は相手が見当たらない不安は大きかっただろう。そういう視点で見るとこのCMも当時としては良く作られている作品である。




⑤「発声発語訓練システム」[松下電器(現:パナソニック)]
発声発語訓練を行っている児童が授業参観で教科書の音読をするというもの。授業の様子、練習風景、そして最後に再び授業の様子と展開がループすることでこの授業シーンを改めて別な視点で見ることができる。あくまで自社の製品は訓練のお手伝いをしているだけで努力するのは利用者であるというのがナレーションや「Human Electronics」と唱っていることからも分かる。正直これを利用する人達は市場が狭いと想定されるが、芸能人を登用した華やかなCMよりもこの様な社会貢献をPRした方が企業イメージの向上に繋がると思われる。社名は変わり、また周辺環境が厳しい中であるが是非ともエンドユーザーを考えてこれからも製品開発を行って欲しい。




他にもいいCMが世の中にはあふれていると思います。そこでこのCMはおすすめ、または感銘を受けたというCMがございましたら、コメント欄に書き込んで頂くか、info@spazions.comまでメールください。次回選考の参考にさせてもらいます。

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