三次創作小話「忘羨その後」現代版(86)



dd:私の靴はどこ?

gg:イーボーの靴がないぞ。

ddが袖でggを叩いている。

監督:いいね。君は、旦那の靴を借りてもいいよ。(監督は笑っている)

gg:俺は、背を低くなれるよ。

dd:やって!

dd:低く、もっと低く、OK 始めよう。

gg:俺の足は映らないよな?

監督:ジャンジャン、それじゃ、振り向くのが難しいだろう。

dd:なぜ、私のハイヒールシューズ(踵が高い靴)を用意してないんだ?

gg:はははははは

監督:でも、5CM を用意してる。→5cm底上げした靴って事かな

dd:いや、ハイヒールシューズがほしい。足を見せたくない。ハイヒールシューズを履きたい。

dd:これは、カスタムメイドの靴ではない。

dd:この靴は、インソールで高くしている。

カスタムメイドじゃない。

dd:姉さん、私のカスタムメイドシューズは、どこ?これは、カスタムメイドシューズじゃないよ。

スタッフ:これですよ。

dd:これは、インソールで高くしたシューズだよ。

スタッフ:違うものを持ってきちゃった。

dd:つま先で立とう。

gg:俺が低くなって、お前が、つま先立ちする。

dd:ありがとう、兄さん。

gg:俺がやればいいんだ。イーボー兄さん、ワン老師。

dd:シャオ老師 gg:ワン老師

dd:シャオ老師 gg:ワン老師

巡ってる…

gg:お前は今日、ボスだ。誕生日だから。

dd:21

gg:21?21!!!

gg:21、お前は、まだ、背が高くなれるよ。



https://youtu.be/WEYjRChSo04






【ddはエネルギーを取られる!】



あれから数日後、

今日はランジャンの誕生日。


朝から2人でバスタブに浸かっている。

前夜祭だと浮かれて、呑んで、ヤリすぎたランジャン。


痛みと疲れで、ぼろぼろのウェイイン。

ランジャンは、ウェイインの(色んな液で)どろどろになった体を洗っている。


ランジャンが立ち上がると、ちょうど目の前に“それ”が。

「お前、最近、縮んだ?」


ランジャンは、ムッとして、

『そんなわけない』


ウェイインも立ち上がり、腰を振って、

「ほら、俺の方がでかい」


ぶらぶら揺れる“それ”を見て、

『そうか…ごめん』


「なんで謝るんだ?」

『君は大きい方が好きだろう?』


「はあ?背の高さなんて、関係ないだろ」

『あっ、そうか!背か、、、その通りだ』


「こっち向いて」ランジャンの二の腕をつかむと、ウェイインは、唇を近づけていく。


触れる寸前で止まり、「ほら、高さが違う」


口づけにときめいていたランジャンは、肩透かしをくらって、もっと不機嫌になる。

『君はデリカシーがなさすぎる』


二人の間に割って入るように、子龍が現れた。


[大きいとか、小さいとか、くだらん]

[人間の高低は、霊気、つまり、オーラで分かる]


ウェイインは湯を抜き、ランジャンにシャワーをかけ始めると、


[光輝くオーラを持つ人間は少ない。そのオーラは、]


2人は交互に流し合う。

「お前の肌は、まるで赤ちゃんみたいだ。

きめ細かくて、しっとり、ピチピチだ」


[丹田から生まれる。

お前たちの丹田は、先祖から受け継いだ立派なものだ]


2人は、バスルームから出て、くすぐりながら、お互いの体を拭き合う。

[そのおかげで、私は成長できるというわけだ]

また、言うだけ言って、子龍は姿を消した。


「そうだ!あいつがお前のエネルギーを吸い取ったって言ってたよな。

お前が縮んだのは、あいつのせいかも」


ランジャンはウェイインの二の腕をつかみ、つま先立ちをして、口づけようとする。


「でも、ようやく17才だ。まだまだ、大きくなれるよ」

ウェイインは、足を開いて、低くなって応える。


二人で、じっくり、ねっとりと舌を絡め合い、互いの腰を抱きしめて、陶酔していく。


ランジャンのスマホが鳴り、

「ひょう、ままろ、やうひょくら、らっらろ」

(今日、ママと約束があったろう?)


『いい。誕生日パーティーは断ってある。

今日は丸一日、君に祝ってもらうんだ』


「はいはい、藍兄ちゃん、今日はなんでも言うこと聞くよ」


ランジャンは、にたっとしまりのない笑みを浮かべた。


二人はソファに倒れ込む。


ランジャンはウェイインの手首を押さえ、両足で、ウェイインの腰を挟み、身動きできないようにして、ウェイインをいたぶり*始める。


ランジャンのスマホが何度も鳴っている。

今度は、ウェイインのスマホが鳴った。


「待って、スマホ取って」

「…ママからだ」


『出なくていい』

「そうは、行くか」


ランジャンのいたぶりは続いている。


必死で喘ぎ声を出さない様に、ママと会話しているウェイイン。


「はい。すぐ行きます」

「俺たちに客が来たらしい。行くぞ」


ランジャンは、あきらめた。が、

『これをどう収めようか』


すると、また子龍の声が聞こえた。

[そのエネルギー、私がもらう]


ランジャンが、『うっ』と声を漏らしたかと思ったら、“それ”は元の大きさに戻った。

つづく



*いたぶる…いじめる、もてあそぶ






日本人の料理人が、中国のお米で🍙

天天向上にて

いただきます

おいしいです


https://x.com/merys_shop/status/1789319262307516751?s=46&t=BKI2Vjbw7xegQeZ79lADgw