い三次創作小話「忘羨その後」現代版(82)


インタビュアー:あなたたちは、仕事の時と、休憩の時、人格は、同じですか?違いますか?

dd『完全に違ってなければならない』

ggはどもって「でも、彼は、彼は時々…をする、だろう?」

gg「時々、彼は遅くまで起きてる。時々、寝るのが遅いんだ」

dd『そう、寝るのが遅い』

ddは、振り向いて、横を見た。

gg「年をとったら、早く寝るようになるかも」

dd『オーマイゴッド』

ddがオーマイゴッドと言った後、ggは振り向き、困惑した表情で、ddを見た。

ggはこんな感じ:俺は何か悪いこと言った?

なぜ、ddはオーマイゴッドと言ったのか?

gg「彼は、彼は時々…をする、だろう?」

gg「時々、彼は遅くまで起きてる。時々、寝るのが遅くなるんだ」


ggが、ddが寝るのが遅くなるのをそんなにはっきり知っているのは、なぜ?

dd『オーマイゴッド」



https://youtu.be/63rleB7Ublw






【えっ、青龍爆誕?】



『ちょっと、待って』

ランジャンは衛星電話で、ママに報告した。

・・・・(省略)・・・・


『これから、中に入ってみる』

『もし、今日中に帰らなかったら、捜索隊を出して』


「なんて言ってた?」

『森の中にいた連中は、昼前に戻ったそうだ。私のつけたマーキングで、帰れたらしい』


「そうか、俺たちが来た意味はあったんだな」

『ふふっ』


「なんだよ」

『君の喘ぎ声を、化けものが出たって思ってるみたいだった』


「俺だけじゃないぞ、お前の低い、唸り声の方が、化けものっぽいじゃないか」


ふふふ、はははと笑い合った。



ウェイインが石段を降りて行く。

ランジャンもすぐ後ろに続く。


「まるで、ピラミッドの内部みたいだ」

ウェイインがブルッと身震いして、

「やっぱり気温が低いな」


奥に、光が微かにさす場所がある。

丸い空間には、壁一面に壁画が描いてある。


「これは、龍か?」

『いや、ドラゴンだ。火を吹いて、人を殺している』


「こっちは、青龍だ。翼がないのに、空を泳いでいる」

『どちらも実在しない、幻獣だ』


急に頭の中で、キーンという、ノイズ音が鳴った。

すると、頭の中に直接語りかける声が聞こえる。


[扉を開いたのは、お前か?]

[選ばれし者が現れたか]


「何だ?新しいアトラクションか?」

突然、まばゆい光に包まれた。


目を開けると、光が当たる場所に、卵が現れた。


[私は千年龍。今、お前たちを得て、再誕できる]


その卵は割れ始め、ひなが顔を出した。

と同時に、また、まばゆい光が、、、



目を開けると、森の入り口に立っていた。


2人は、しばし、呆然と立ち尽くしていたが、

『ウェイイン、戻ろう』

「うん」



屋敷に戻ると、

〈あら、早いのね、ワープしてきたの?〉

ママが冗談で言っているのに、


『そうみたいだ』

真顔で言うので、ママはウェイインに視線を移した。


「あの森は摩訶不思議です。

見た事、聞いた事は全部、幻だったんでしょうか?」


『まるで、夢をみていたようだ』


「お前が遅くまで、寝かせてくれなかったからだ。だから、夢うつつだったんだ、きっと」


『君だって、何度も、』

ああ、言うな!ママに聞こえるだろう


君の方が私を寝かせてくれなかったんじゃないか

「しいぃ」


ランジャンが背負っていたバッグを下ろすと、ピイピイと鳴き声がする。


「やっぱり、夢じゃなかったんだ」

ランジャンもうなずいた。


ママが、バッグの中に手を入れた。

2人が『だめだ』「危ない」と止めたが、遅かった。


ランジャンが、『オーマイゴッド』と頭を抱えた。


ママは、その“生きもの”を両手でそっと取り出して、

〈なんの鳥かしら?〉


確かに、“龍のひな”だ。

ウェイインとランジャンは、顔を見合わせた。


〈まさか、巣から盗んだんじゃないわよね?〉

『違う、落ちてたんだ』


〈私が面倒みましょうか?〉

そう言って、ママは連れて行ってしまった。


『ママには、鳥に見えてるんだ』

「ママに本当の事を言わなくていいのか?」


『信じると思うか?』

「いや、大笑いするだけだろうな」

つづく



濃い字は、大声で、

薄い字は、小声で、言ってます。









リズム4ゲーム!

笑ったり、笑われたり、




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