三次創作小話「忘羨その後」現代版(66)
※小話と関係のない動画ですみません。
【ddがいない、、、とても落ち込むgg】
2018 06 23
ggはため息をついている。
今日、ggのムードは特に悪い。
gg:スマホとって
ggは、また、ため息。
つくり笑いをするジャンチョン
ぎこちないが社交辞令的な笑顔の師姉
gg:今日、泣くシーンがある?
キキ(ggの付き人)かスタッフに聞いている。
冗談をするムードではない。
師姉は、ジャンチョンの手をどかす。
師姉は、両手でggに風を送る。
gg:今日の午後の予定の、3番目それとも2番目の撮影をするの?
スタッフに聞いている。
師姉はジャンチョンの肩に手を置き、慰めているみたい。
師姉は、片手で、またあおいでいる。
ジャンチョンがggの肩に手を置く。肩を揉んだり、ポンポンしたり。
師姉とジャンチョンが、手遊び?している。
なんの反応もしないggに、心配そうな師姉。
それを心配そうに見てるジャンチョン。
gg:次の瞬間、俺は…
gg:この気持ちを忘れない。
gg:一月後、撮影する時、絶対に。
ずっと怖い顔をしている。
YZ:こっち側でいいの?
スタッフ:右に少し動いて
YZ:彼をブロックするの?
スタッフ:いえX3
YZ:この方向に?
ggは歌っている。
なんとなく、この歌はとても悲しい。
【ggにばれた!ggは怒る⁉︎】
部屋に戻ると、ウェイインはランジャンに「ありがと」とマフラーを返した。
『うん』そのマフラーを見て、
『ああ!すっかり忘れていた』
と大声を出した。
クローゼットをゴソゴソ、
『これ、どうしよう』
ピンク色のマフラーをウェイインに見せた。
「何? 俺の趣味じゃないぞ」
『ケガした時、これで止血してくれた、
あの女性に、なんのお礼もしてない』
「それはまずいな。どうやって捜す?
似顔絵でも書こうか?」
『あの時は、君のことしか見えてなくて、顔も分からない』
「それじゃ、捜し出すのは無理かもな」
『…』
一方、ジャンチョンは、
コンビニ前で若者数人と喋っている。
[先輩、ありがとうございます。
すべて、うまくいきました!]
[その汚れた服は弁償させますから]
鮮やかなピンク色のジャンパーのファスナーを開けて、桜色のセーターを見せた。
そのセーターの赤い染みを指さして、
《いいの、いいの、絵の具だから洗えば落ちるから、ね、○△君》
〈そうだ。人助けができれば、服の一枚二枚、どうって事ないさ〉
《それより、来年、いえ、もう今年か、私たちの大学に来る決心はついた?》
〈空手道を極めたいなら、うちの大学が一番だ。
待ってるぞ〉
ジャンチョンが頭を下げると、
手を振ってコンビニの中ヘ入って行った。
ジャンチョンが振り返ると、イェン姉が心配そうに立っていた。
[こんな時間に一人で出歩くなんて、危ないよ]
〔あなたが帰って来ないから、、、ここかもしれないと思って〕
〔あの大学生は、知り合いなの?〕
[冬休みの間、ホテルでアルバイトしてるんだって]
[たまたま、ここ(コンビニ)で会って、話をするようになった、とてもいい人たちだよ]
[空手を習っているって話をしたら、
大学の空手部の部員だって分かって、意気投合したんだ。
この出会いは、運命に違いない]
[これ食べる?“いももち”、あったかいよ]
〔日本の大学に行きたいの?〕
[うん、空手でオリンピックを目指したい]
〔…〕
無言で歩く2人。
ホテルまで、戻って来ると、
フロントにウェイインたちの姿が見えた。
『これをクリーニングに』
〔阿シェン、元気になったのね〕
イェン姉の声が明るい。
「姉さん、俺さ、ランジャンと花火を見に行って、そしたら、何が起きたと思う?………」
話し続けるウェイイン。
ランジャンがサインをして、預かり証を受け取る。
[それ、誰の? まさか、お前の?]
くすくす笑っているジャンチョン。
また睨み合う、ランジャンとジャンチョン。
「それの持ち主を捜してるんだ」
[ちょっと貸して、全身ピンクの女性を知ってるんだ。聞いてみるよ]
ピンクのマフラーを撮って送信した。
〜それ、私のだと思う。今行くわ〜
〜今はまずいんです。後で届けますから〜
と返信すると同時に、
《小チョン*》
と言う声が聞こえた。
[早く、ウェイインを連れて部屋に戻れ!]
ウェイインをランジャンに押し付けるジャンチョン。
「あれ、あの人、、、さっきの」
亡霊を見たような顔をしているウェイイン。
ジャンチョンは、ピンク姉さんの前に立ちふさがって、隠そうとする。
イェン姉は、天を仰いでいる。
ランジャンを押しのけたウェイインは、
「ジャンチョン、説明してみろ」
つづく
*小+名前で、〜ちゃん、〜くん
愛しさが伝わってくる
https://x.com/yanti8ve/status/1782044289280909552?s=46&t=BKI2Vjbw7xegQeZ79lADgw