三次創作小話「忘羨その後」現代版(52)


笑ってしまってNGを何度も!

dd『私たちは笑いたいわけじゃない』

dd[両目で]『ただ笑って、OK』

スタッフ:さあ、笑おう。

gg「笑って、早く笑って」

gg「一度笑えば大丈夫」

gg「リハーサルを始めよう」

gg「俺は笑ってもいいけど、お前はダメだろう」

gg「感情を醸し出す」

gg「藍ニ公子」

gg「プッ」(吹き出した)

gg「藍ニ公子」

gg 「お前は道理をわきまえない人にならなくていいよ」(中国語を和訳)

「お前は本当にそんなに頑固なのか?」(英語を和訳)

※困りました。意味が全然違う!








【笑いが止まらない】


※灰色文字は、小声で喋っています。


一週間後、ドクター ヴェラの診察室にて。


〔どう?日常生活に何か支障はある?

睡眠はとれてる?〕


「俺の事より、こいつを診てやって下さい。

この一週間、すごく変なんだ」


ドクターがランジャンを見ると、

にやっと笑って、うなずいた。


「ほら、気味悪いでしょう?」


〔ああ〜そうね〜、例えば、何が変なの?〕

ドクターは、嫌な汗が吹き出した。


・・・・・・・・

俺を見て、にこっとすると、目をそらす。

それを繰り返すんです。


なんだ?って言うと、何が?って答える。

何か言いたい事があるんだろ?

君は?

ない。

じゃ、私もないよ。

また、ヘラヘラと笑う。


いつもなら、ご飯は?風呂は?って聞いてくるのに、

ご飯の支度ができたら、皿を叩いて合図して、また微笑んでいる。


風呂は、俺が先に入るのを、いつまでも待ってるんです。


俺から話を振らないと、ずっと黙っている。


絶対知らせなきゃならない事があると、メモを書いて手渡しするんです。


その時も、にんまりしていて、

(ウェイインはぶるっと身震いした)


とにかく、気持ち悪いんです。


全く、何が楽しくて笑ってるんだか、、、

ウェイインは頭を振った。


頭がおかしくなったとしか思えない。

CTでもMRIでも、検査してもらえませんか?

・・・・・・・・


ドクターは、込み上げる笑いをこらえて、

〔本気で心配してるの?頭がおかしいって〕


〔もう一度、聞くわね。

自分の体調はどうなの?〕


「そんな事、気にしてられません。

悪夢?見てないと思います。

なんせ、こいつの方が、うす気味悪くて


〔あなた達、おもしろすぎる〕

ドクターは、デスクをドンドン叩いて、爆笑している。


ウェイインは、不思議そうな顔をしていたが、

ドクターにつられて、笑い出した。


そんなウェイインを見て、ランジャンも大声で笑った。


笑いが笑いを生んで、3人で笑い続け、止められない。


その時、ドアを叩く音がして、

ドクターが、〔今、診察中よ〕

くすくす笑いながら言うと、


[失礼するよ]ドアを半分ほど開けて、

[ここに、ジェームズが来てない?]


ドクター ヴェラが、あわてて、ドアを開けた。


[ジェームズが病室から姿を消した]

〔私も一緒に捜します〕


〔悪いんだけど、明日また来てくれる?〕

「はい」


〔車椅子なら、そんなに遠くには行けないはずよね〕

[外科の入院病棟は、くまなく捜した]


2人は、話しながら遠ざかって行った。

つづく





すごくきれい!

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