三次創作小話「忘羨その後」現代版(90)




ああ、ちょっとでも長いのをまだ観た事がない。
(つまり、これは今まで観た中で一番長いよ、と言っている?)

ボーボーは本当に嫉妬深くて怒っている。

監督:もう少し近づいて

シャオシャオは仕方なく近づいていく。



撮影開始時の2人の距離感…


衝撃的なシーンがくるぞ!


ggはddを見て、「はぁ」

監督:2人はもっと近づいて、もうちょっとだけ


ggはちょっとでも近づきたくない…

ニエ先輩を一度、押した


gg「監督の意図だ」

ランジャンに言ってる?


?:恐いなら、急いでボーボーの反応を見て下さい。


ハハハハ

この嫉妬深い表情


私を放っておいて、嫉妬させて

自分から(ddの)近くに動き始めた🐰(gg)

ボーボーは怒っていて、あなたと話したくないのです。

しかめ面

※滑稽な顔をする、あかんべえ、の意味も


ボーボーをなだめようとし始めた

大きな子どもをなだめる現場

こっそり頭を回して見て、まだ怒っている?

ボーボーは怒っている…

結果は非常に深刻

まだ怒っているボーボー

大げさに嫉妬するボー、なだめるのが無理な感じ


私の目を見て

あなたを殴ります、私は本気です


ホアイサンが悪いわけじゃないのにね笑



https://x.com/geek011330/status/1774308235929161777?s=46&t=BKI2Vjbw7xegQeZ79lADgw






【お前が作家?】


数日後、

ここは、ロンドン市内のとあるホテルのロビー。

1人の若者が、入口をしきりに気にしています。


回転ドアがくるっと回り、ブロンド巻毛の男と、その後ろから、すらっとした足の長い2人の若い男が見えた。


待ちかねていた男が腰を浮かし片手を上げた。


ブロンド巻毛のプロデューサーが気づき、急いで歩み寄る。


座っていた若者が立ち上がり、手を差し出す。

2人と握手をして、4人が対座した。


[こちらが作家のニ…]

プロデューサーが言いかけると、


⭐️〔まだ気づかないのかい?〕

サングラスをおもむろに外した。


まじまじと顔を見て、

「『ホアイサン!」』2人の若い男が同時に叫び、


『なぜ、ここに?』

「まさか、お前が作家?」


『信じられない』

「空港で会った時、どうして言わなかったんだ」


〔作家といっても、WEB上の作品しかまだないんだ〕


〔今回は、大学の教授に勧められてさ、引き受けることにしたんだ。

卒論がわりにしてくれるなんて、ラッキーだよ〕


〔それに、君たちの恋愛小説を書くのに、私ほどの適任者はいないだろう?〕


〔指輪を見せてくれる?これも取材のうちね〕

そう言うと写真を撮った。


〔パートナーの誕生日に結婚式なんて、思った通り、君はスパダリ*だな〕


〔君たちの結婚式に、テレビクルーがいたろう?

あの中に私もいたんだ〕


プロデューサーは、ペラペラと喋り続けるホアイサンに、口をあんぐりと呆けている。



古い知り合い、同窓生と聞いて、プロデューサーは安心して、[では、後はお任せして、]

と席を立つと、


〔帰る前に、3人での写真を撮って下さい〕

と呼び止められた。


ホアイサンは、ウェイインの隣に立って、ピースサイン。


その時、ランジャンのスマホが鳴った。

その場から少し離れ、背を向けて、数言だけ話して、振り返った。


[もっと、近づいて]

ウェイインは苦笑している。


急に、背中がぞくぞくっとして、振り向くと

ランジャンが睨んでいる。


ウェイインは、すすすっとホアイサンのそばから離れた。


しかし、ランジャンの表情は、明らかに、静かに怒っている。


プロデューサーは、[私は、この後、予定があるので]そそくさと帰って行った。


〔こんなに嫉妬するなんて、、、私なんかに?

なんて激しい愛情なんだ!〕

ホアイサンは身震いした。


「結婚してから、ますます重症だ。

俺でも、なだめるのに時間がかかる」


「じゃ、悪いけど、これで帰るよ」


〔あ、あのさ、2人に、もう一つだけ、聞いてほしいんだけど。

この依頼を受けた、一番の理由はね、〕


〔実は、私にも前世の記憶があるんだ。

前世でも、君たちと深い関わりがあったのは、確かだ〕


〔私は、懸命に何かに駆られ、何かを全う(まっとう)しようとしていた。

それが何だったのか、思い出したいんだ!〕

つづく



⭐️から中国語で喋っています。


*粋(いき)…人情の機微、特に男女関係について、よく理解していること。


*スパダリとは、スーパーダーリン。

BL作品に登場する、なんでも完璧にこなす攻めキャラに対して“スパダリ”と、腐女子が表現したのが由来。(2014年〜ネット上で)

高身長、高学歴、高収入、容姿も性格もよく、“受け”を溺愛する。

ちなみに、“スパダリ受け”は、ちょっと抜けてる等、かわいさが必要だとか笑






数珠つけてますね!流行っているのかしら?
シャオジャンくん&イーボーくん


こんな髪型、見たことあります?