三次創作小話「忘羨その後」現代版(29)



“クズなボーイフレンド”

AD〈だから、君(dd)は彼(gg)を絶対に誰にも傷つけさせない〉

gg「私のそばにいる(味方でいる)事に失敗したから」


gg  歯を食いしばって、

「恋人(ボーイフレンド)を捨てた、くずな彼氏だ」


gg「お前の心の奥底に、罪悪感があるんだ。

私に借りがあるから」


dd『そのせいで、私がクズな彼氏になるの?』


gg「クズな彼氏だからだ」


gg「俺が逝ってしまった後、お前は俺に会いたいとだけ考えている」


AD〈ヘイ、恋人達、ケンカするな〉


dd『でも、どうして、私をクズな彼氏にさせるんだ』

AD〈恋人達、ケンカをやめて下さい〉

gg「俺が逝った後、俺を慕って大切にするだけだ」


dd『なぜ、私がクズ(な彼氏)なんだ?』


※この動画は削除されました。

今日、別の動画で作成しました。

「BTS in 蓮花塢」です。







【前世の分まで愛し合おう!】



ウェイインは、ランジャンの胸に頭を乗せて、

「ランジャン、前に夢の話をしたよな」

「俺が死んだ夢だ」

『ああ、覚えてる。あの時の気持ちも』


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私は後悔している。

どうして、あの時、君と共に戦わなかったのか。


君を止めようとして、戦いを挑んだ。

君は絶望したに違いない。


君にクズと言われても仕方ない。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



「俺も夢を見たんだ。高熱が出ていた時に」


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あの時、確かに、絶望していた。

何もかも捨てて楽になりたかった。


だから、崖から身を投げた。

その時、お前が俺の腕を掴んだ。


でも、俺を引き上げる力は残ってなかった。

一緒に落ちてしまう。


俺はその手を振り払って、落ちて行った。


周囲の誰もが、憎み、恨み、俺の死を望んだ。

でも、お前だけは俺を助けようとしてくれた。


だから、最期の時には、穏やかな気持ちになれたんだ。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ウェイインが静かに涙を流している。



『あの時を思い出すと、胸が痛くて、苦しくなる』

ランジャンは、はらはらと涙を流す。


『本当に死んだのか。生きていてほしいと、

何年も何十年も、君を探し続けたんだ』


___________


会いたかった。


君の笑顔が見たかった。


君が「ランジャン」と呼ぶ声が聞きたかった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ランジャンは、息もできない位に号泣している。

ウェイインは、ランジャンを抱きしめ、涙が止まらない。


「前世の2人の分まで、愛し合おう、な」

『うん』


「一生、一緒だ」

『うん、絶対離さない』


『今日は、私の気のすむまで、抱いていいんだよな』


ランジャンの“それ”が元気になっているのが分かる。


「今日はもう、◯回もしたんだぞ。これ以上無理」

『後で、レッドブル買ってくるから』


ウェイインの“つぼみ”は、半開きのまま、ひくひくと動き、まだ濡れそぼって*いた。


それが、淫ら(みだら)に見えて、ランジャンの欲情をさらにそそる。


「だめだ」と言いながら、腰を上げて受け入れてしまうウェイイン。


『いつまでも、愛し続けるよ』

つづく



*濡れそぼつ…びっしょりと濡れていること。







「モオ」は韓国語で「What」の意味

「なに!」「なんだ!」って言い合ってるんですね。

※でも「モオ」は、もうちょっと複雑な発音みたい気づき