三次創作小話「忘羨その後」現代版(29)
“クズなボーイフレンド”
AD〈だから、君(dd)は彼(gg)を絶対に誰にも傷つけさせない〉
gg「私のそばにいる(味方でいる)事に失敗したから」
gg 歯を食いしばって、
「恋人(ボーイフレンド)を捨てた、くずな彼氏だ」
gg「お前の心の奥底に、罪悪感があるんだ。
私に借りがあるから」
dd『そのせいで、私がクズな彼氏になるの?』
gg「クズな彼氏だからだ」
gg「俺が逝ってしまった後、お前は俺に会いたいとだけ考えている」
AD〈ヘイ、恋人達、ケンカするな〉
AD〈恋人達、ケンカをやめて下さい〉
gg「俺が逝った後、俺を慕って大切にするだけだ」
dd『なぜ、私がクズ(な彼氏)なんだ?』
※この動画は削除されました。
今日、別の動画で作成しました。
「BTS in 蓮花塢」です。
【前世の分まで愛し合おう!】
ウェイインは、ランジャンの胸に頭を乗せて、
「ランジャン、前に夢の話をしたよな」
「俺が死んだ夢だ」
『ああ、覚えてる。あの時の気持ちも』
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私は後悔している。
どうして、あの時、君と共に戦わなかったのか。
君を止めようとして、戦いを挑んだ。
君は絶望したに違いない。
君にクズと言われても仕方ない。
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「俺も夢を見たんだ。高熱が出ていた時に」
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あの時、確かに、絶望していた。
何もかも捨てて楽になりたかった。
だから、崖から身を投げた。
その時、お前が俺の腕を掴んだ。
でも、俺を引き上げる力は残ってなかった。
一緒に落ちてしまう。
俺はその手を振り払って、落ちて行った。
周囲の誰もが、憎み、恨み、俺の死を望んだ。
でも、お前だけは俺を助けようとしてくれた。
だから、最期の時には、穏やかな気持ちになれたんだ。
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ウェイインが静かに涙を流している。
『あの時を思い出すと、胸が痛くて、苦しくなる』
ランジャンは、はらはらと涙を流す。
『本当に死んだのか。生きていてほしいと、
何年も何十年も、君を探し続けたんだ』
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会いたかった。
君の笑顔が見たかった。
君が「ランジャン」と呼ぶ声が聞きたかった。
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ランジャンは、息もできない位に号泣している。
ウェイインは、ランジャンを抱きしめ、涙が止まらない。
「前世の2人の分まで、愛し合おう、な」
『うん』
「一生、一緒だ」
『うん、絶対離さない』
『今日は、私の気のすむまで、抱いていいんだよな』
ランジャンの“それ”が元気になっているのが分かる。
「今日はもう、◯回もしたんだぞ。これ以上無理」
『後で、レッドブル買ってくるから』
ウェイインの“つぼみ”は、半開きのまま、ひくひくと動き、まだ濡れそぼって*いた。
それが、淫ら(みだら)に見えて、ランジャンの欲情をさらにそそる。
「だめだ」と言いながら、腰を上げて受け入れてしまうウェイイン。
『いつまでも、愛し続けるよ』
つづく
*濡れそぼつ…びっしょりと濡れていること。
「モオ」は韓国語で「What」の意味
「なに!」「なんだ!」って言い合ってるんですね。
※でも「モオ」は、もうちょっと複雑な発音みたい