ggはラーメンが食べたい!!

ddはインスタントを勧めた2




また書いてしまいました真顔無気力

自己満足です。すいませんうずまき


・・・・・・・・


題名【初デートのリベンジ】


ウェイインはランジャンに電話した。が、電源が入ってなかった。

翌日、やはり、電話は通じない。

ウェイインはランジャンの家の前まで、自転車で40分かけて、やって来た。

しかし、家の前で、行ったり来たり、なかなか決心がつかない。


すると、今、家から出て来たばかりの、隣家のおばさんが、「ジャンジャンのお友達?誰も出て来ないの?」インターフォンを立て続けに押して、「ジャンジャンにお客様、すごく可愛い子よ。早く開けて」

すぐに門が開いて、「ありがとうございました。」 おばさんにお礼を言って、入って行くと、ランジャンが走って来るのが見えた。


ウェイインはランジャンに抱きついて、

「ごめんよ。俺が無神経だった。でも、お前の兄貴だから、誉めた方がいいと思っただけで、、、」

いきなり、ウェイインを引き剥がして、頭を下げている。ウェイインが後ろを振り返ると、さっきのおばさんが、にこにこして見ていた。


手をひっぱって、木陰に入ると、「兄が好きなのではないのか?」

「何言ってるんだ、俺を信じてないのか。俺はお前のものだって言ったじゃないか」涙目で睨みつける。

ランジャンは、ようやく手を緩めて、「すまん。私は、自信がないんだ。幼い頃から、兄と比較され、兄には何も敵わないと、思い込んでいた。ずっと」


「俺には、お前が一番だ。誰もお前に敵わない。」

ランジャンがウェイインに口づけしようと、すると、ウェイインは人差し指でランジャンの唇を押さえて、「また後で、先に、デートのリベンジしようぜ」

「じゃ、行こう」ウェイインの手を握る。

「ん?」よく見ると、ランジャンは裸足だったし、パジャマか?

ウェイインを家の中に、リビングで、「待ってて」

ランジャンが子どもの頃と若い両親の写真があった。(へえ、お母さんにそっくりだ。)

「誰だ?」

振り向くと、ラン先生がいた。

直後、ランジャンが駆け降りてきて、ウェイインをひっぱって、「叔父さん、出かけてきます。」

「ラン先生って、お前の叔父さん?」

「両親がイギリスに住んでて、叔父さんが面倒見てくれてる。」


「どこ行こうか?」

「お前となら、どこでもいいよ」

二人で、当てもなく歩いていると、「寿司」の文字が目に入り、「寿司食べたいなあ」

「割烹」の文字を見つけると、日本料理か、いいなあ。「あっ、ラーメン屋がある。ランジャン、ラーメン食べたいな」

「うん」(私は君が食べたい)

「俺を食べたいとか、思ったろう」

「なぜ、分かるんだ?」

冗談で言ったつもりのウェイインは、びびったが、

「俺もそう思ってたから」

微笑まれてランジャンは、昇天しそうになった。


終わり