最近、更新が滞っていました。

夜はPCの前に座ると眠くなるので、基本的には朝に更新していたのですが、

ここ数日、風邪気味で目覚めが悪い・・・代謝が落ちています。


今日は前にもちょっと触れたヨガの8部門についてお勉強しましょう!

ここから書くことは日ごろの生活にも大いに取り入れられることです。

是非、参考になさってみてください!


ヨーガ・スートラといって、紀元前二世紀から伝わるヨガの教典があります。

ちなみに「スートラ」とは「糸」という意味です。

そこにはヨーガの修行は8部門「アシュタンガ」からなると書かれています。

(注:アシュタンガヨガとはまだ違うので注意!)

はしごを下の段からひとつひとつ足をかけて登っていくように

ヨガも8段のはしごに例えられています。

一番下の段にまず、足かけなくては2段目には登れません。

ヨガの修行も同じです。初めから「悟り」をひらく人はいないのです。

その中でも特に1,2段目は誰でも実行できることなのでご紹介しますね。

①マヤ(禁戒) 道徳的にやってはいけない事です。さらに5つの部門に分かれます。

1.非暴力・・・いかなる方法、場合においても、いかなる生き物に暴力、危害を与えない。(ここからベジタリアンになる人が多い) 自分を愛し、他人も愛することです。対立もなく平和のために。

2.正直・・・自分自身に正直であり、嘘をついてはいけません。

3.不盗・・・他人のものをむやみに欲しがったりしない。必要なものは必要なときに自然と与えられます。また他人のものを盗まない。時間に遅れることも相手の時間を盗むことになります。

4.禁欲・・・性欲はエネルギー低下と言われています。むやみに交わらない。

5.不貪・・・何ものにも執着しない。所有欲を絶つことです。


②ニヤマ(勧戒) すすんで行うべきことです。これも5つに分かれています。

1.清浄・・・肉体と心を常に清潔に保つこと。

2.知足・・・今の状態に満足を知ること。それ以上は何も求めない。

3.苦行・・・サンスクリット語で「タパス」と言います。意味は「焼け付く・熱」。焼け付くまで行を行うと言う意味。

4.読誦(ドクジュ)・・・お経や聖典を声を出して読むこと。

5.帰依・・・自在神(真我・ヨガでは自分の中の神様を言います)にお祈りすること。


このあと、3段、4段にあがっていきます。

3段目は私たちが、日頃スタジオなどで行っているポーズ。

「アーサナ」と呼ばれるものですね。

本来ポーズを行う意味は、悟りを開くときに長い瞑想をしますので

長い間じっと座っていられる、強い体を作るためです。

上に書いたことが、皆さんの何かに触れることが出来れば幸いです。
煩悩や業によって汚されているので、純粋に、そしてシンプルに生きるって難しいですよね。

~ om ~