インサイダー取引 ―株式市場の現実を直視する― | 投資のまわり道

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ご訪問ありがとうございます。

今日も多くの方々にブログを読んでいただけることに感謝、感謝です。


インサイダー取引がニュースになることがありますが、それは氷山の一角で、本当はインサイダー取引ってすごくありふれたことなんですよ。


インサイダー取引が良いとか悪いとかは置いておいて、事実としてそれは存在するのです。


しかも、日常的に。




株式投資の勉強をしていると、企業価値の算出方法であったり、株価が割安か割高かを判断する方法であったり、理論的な話がたくさん出てきます。


しかし、皆さんご存知のように、株式市場は教科書通りの動きをしません。

多くの投資家がそれぞれの思惑で動いているからです。

それが株式投資の難しいところであり、面白い所でもあるのですが・・・


悪いニュースが出れば、理論価値なんて考えずにとりあえず売っておこうかと考えてしまうのが人情です。


その悪いニュースをテレビを見ていて知ったならば、それはすでに公表された情報なので問題ないのですが、もしもあなたがそのニュースを発表前に知ることができたら・・・


あなたはどうするでしょうか?


私ならば、なんとか株を早めに売りたいと思います。


誰もが「これはインサイダー取引になっちゃうから・・・」と言って、取引を思いとどまってくれればよいのですが、そうもいかないのは容易に想像できます。


一個人がインサイダー情報に基づいて売買をしてもバレるはずがありませんから、ニュースで報じられるようなインサイダー取引というのは、よっぽどひどいケースなのです。


どれだけ隠しても情報はどこからか漏れてしまいます。

セキュリティーがあまい等の批判はあるのかもしれませんが、どれだけコンピュータで情報を管理しても、人間の頭の中に入ってしまった情報はそう簡単には管理できません。

だから防ぎようがない部分は必ずあるんです。


考えてみれば、企業の決算書一つ作るのに何人の人間がかかわるのでしょうか?

当然、一人や二人ではありません。

そこに関わった人間を全て監禁するわけにはいかないでしょうから、常に情報漏えいのリスクはあります。

そして実際に漏れます。


私の感覚的な話になってしまいますが、そういうインサイダー情報から利益を得ている人って少なくないと思います。


情報網をひたすら張り巡らす!という投資戦略が存在するのではないか、とさえ思います。。


”情報の価値”って計り知れないですね。


アンフェアだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アンフェアな取引が日常的に行われているという事実をしっかりと受け止めなければなりません。


そういうアンフェアな取引で自分が大きな損失を被ることもある。

それもまた株式投資のリスクです。


現実を直視して、その中にもしっかりとチャンスを見出していきたいです!



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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