新海苔入札会開催。 | 大森海苔問屋街にようこそ!

大森海苔問屋街にようこそ!

海苔養殖発祥の大森は日本一の海苔の問屋街に成長しました。

【令和5年12月13日】

大森海苔組合は問屋の組合ですが、

全国で唯一海苔入札会を開催している組合です。

今日は令和5年度の初入札会が行われました。

大森に送られてきた乾海苔は熊本県と福岡県の新海苔です。

色艶味は最高の絶品でした。

青海苔が混ざった珍しい新海苔も出品されていました。


大森は海苔養殖発祥の地なので高値で落札されていました。

食品新聞社も初入札の取材に来られていました。

商社は紙に入札単価を記入して箱に入れていきます。

海苔の表だけではなく裏も見ます。
レベルの高い問屋は必ずやります。

落札される事を祈って札を入れます。

一般にはなかなか出回らない青海苔混ざりの海苔は香りが良く絶品です。
専門店に行かないと買えません。

時間がきたのでいよいよ開票です。

組合の理事と指名された担当者のみが開票します。
最高値を付けた問屋が落札者となります。

このクラシックスタイルの入札は問屋の眼力を鍛えます。
近年は入札会に行かない問屋が増えていますが、

他社より安くて旨い海苔を仕入れるには手間を惜しんではいけません。


この入札会は毎週水曜日に開催され、3月まで続けられます。