地方都市では各自のマスタープランの元で、街造りを進めている。

財政の問題から概ね「コンパクトシティ」の方向止むなしで模索している。


ただ車社会の現在、「狭い、高価格」の中心部への誘導に住民は応じない。

行政の意図と住民の意識にズレがあるように思う。

ドーナツ化が進んでいるがそれを前提に考えるのも一つの道。


数十万人都市くらいが対象になる。



《いいとこ取り》


中心部は再整備、「過密を避け」「適度に集中し」「自然も残す」イイとこ取りの案。





シティの構成は内から順に


A地区・・ターミナル、オフィス街、行政施設、高齢者住宅、緑地公園、運動施設


B地区・・メイン居住地、ショッピングセンター


C地区・・サテライト集落、農地、工場、物流拠点


D地区・・自然界とのバッファゾーン





《A地区・旧市街地》

郊外移住や人口減で空家となった街区の再整備


・ターミナル駅に広い駐車場確保、駅利用に便利

・オフィスビル

・ホテル、催事場

・行政施設

・教育・文化施設や運動施設、娯楽施設

・病院や福祉施設、高齢者住宅

・一部の共同住宅

・自然公園

・人工池によるヒートアイランド対策

・街のルーツともなるエリアの保全



《B地区・新市街地》

車利用が前提となる生活地域

・住宅

・ショッピングセンター、レストラン

・育児施設

・診療所



《C地区・郊外》

・ゾーニングされた農地や工場・エネルギー施設などが配置される。

・いくつかのサテライト集落があり、農業従事者や広い土地でのんびり暮らしたい方はこちらに住まう。

・シティとは補完関係、車利用前提で生活インフラ完備。



《D地区・自然界とのバッファゾーン》

・自然界との物理的境界の位置づけ。

・ここで暮らしたい方は生活インフラは自給自足。

・簡易な道路のみ

・貯水池を造り、山からの豪雨をコントロールし、水不足にも備える。山火事もここで食い止める。魚の飼育も可能な他、レジャー地にもなる。



《E・その外》

林業、登山家やハンターなど専門性のある方が、自己責任で足を踏み入れる野生の世界。







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