こんにちは、ノリトラッキーですニコニコ

私は時間が合えばよく、NHKの日曜討論を見ますにっこり

8/25のテーマは「SNS、誹謗中傷とどのように向き合うか」というものでした。


ブロガーの端くれとしては見逃せないテーマですよね真顔


私も途中からしか見ていないので、正確に内容を把握したい方はNHKのバックナンバーなどから見て頂くのがよいと思います。


まず、最初に言っておきたいのですが…



私はNHKに完全に迎合するというスタンスではなく、ただ見た番組の感想を言うだけというスタンスです真顔


なぜはじめにこれを言ったかというと、NHKという名を出すと思考停止で局叩きをする人が多いのでね煽り


私は持論として「人は自分の信じたいものを『真実』と呼び、都合の悪いものを『嘘』と呼ぶ生き物だ」と考えています。



NHKは受信料問題で印象の悪い局であることは否定はしませんが、民放よりは中立性の点に絞って言えばよっぽどマシな局だと思いますキョロキョロ


理由は明白です。NHKの予算の出所は不特定多数の国民、民放は特定の企業…お金を出してくれる人に迎合するという原理原則から言えば前者の方が中立性が高くなるのは必然かと思います爆笑


まあ、先に申し上げた通り、人は自分の都合で「真実」を整合していくので、名前を聞いただけで思考が停止するのは仕方のないことです。


が、


この仕組みを知っているか知っていないかは大きな違いであるとは思いますニコニコ

こんなしょうもないことで「NHKに洗脳されてんじゃねーよ」とか実にくだらん批判されるのも面倒なのでね。




さて、前置きはこの程度にしまして。


今回の日曜討論ではSNSとの向き合い方として以下のようなトピックスを扱っていました。


・フェイクニュースとの向き合い方

・誹謗中傷に対するプラットフォーム(SNS運営事業者)の対応について

・使用者側の気をつけること


といったところですニコニコ

議論に参加している面々は経済学者、弁護士、臨床心理士などで、様々な観点から意見交換していました。


フェイクニュースとの向き合い方

最近は生成AIを気軽に誰でも使えるようになっていますよね。

それによって表現の幅が広がることは良いことですが、裏を返せば誰でも簡単にフェイクニュースを作れるということです。


番組では、近年の米大統領選でフェイクニュースが流れたことを事例として挙げていましたが、それは「著名人が特定の候補者を支持する表明を出した」と画像生成を利用して作成したフェイクニュースというものでした。


実際にその手のフェイクニュースが出ると、流動層の票がものすごく動くそうです。

特に、ネガティブなフェイクニュースはライトな支持層が一気に離れて行くそうなので、人を落とすにはフェイクニュースの1つもあれば十分ということです。


物騒な世の中ですよねネガティブ


番組中では、現在このようなフェイクニュースを防ぐための技術や法整備は十分とは言えない状況にあるという見解で一致していたので、読む側、つまり我々のメディアリテラシーの向上が求められるということのようです。


誹謗中傷に対するプラットフォームの対応について

2024年3月に「プロバイダ責任制限法」の改正案が国会に提出されているそうなのですが、要約すると、


①SNSの運営者は問題のある投稿を監視し、削除の要否を検討すること。

②利用者からの削除要請を受ける体制を作ること。

③削除に対する対応状況を総務省に報告し、行政指導を受けること。


と言ったところです。もっと簡単に言うと「事業者は国に監視されてるからちゃんとしてね」ですにっこり


この改正案についても議論されていましたが、現行の案では、「SNSの運営事業者はほとんど外資系であるため、事業者が日本固有の法律に従ってくれるか」という懸念があること、「そもそも被害者側に削除の要否を決定する権利が保証されておらず、実態として行政窓口がそれを代行している」ことがある問題などが挙げられていました。


要は「利用者間の小競り合いなど知らんよ」と運営側に開き直られたらたまらんので根本的な解決にならなさそうなんですよね驚き


近年の例では、大手通販サイト(特定されないようAmaz◯nと一部伏せておきます)が「本社は日本にあるわけではないので日本に法人税を払う義務はない」とゴネた事例があります。

多分今は払ってるはず。知らんけど。


特に外資系は企業利益のために法の抜け道は容赦なく使ってくる印象はあるので、どこまで事業者が真摯に向き合ってくれるかは不安ではありますキョロキョロ


が、


国会で有意義な議論が行われ、利用者にとって有益な法改正になることを願うばかりですにっこり


使用者側の気をつけること

やはり今回の議論の争点は「社会の仕組みづくりはまだまだ発展途上なので、使用者が気をつけましょう」というところに落ち着きました。


ここでキーワードとなるのがメディアリテラシーですにっこり細かい定義はググってくださいな。


個人が自由に自分の考えをネット上に発信できるようになった今、投稿を鵜呑みにするのは大変危険です凝視


よくネットで見かけるのですが


「〇〇さんがツイートしてたから間違いない」


正気か?真顔


ツッコミどころは色々あります。


・〇〇さんはその道のプロですか?

・仮にそうだとして、そのツイートが今話してる内容と関係するものですか?

・あなたの主観でその人の真意を曲解してませんか?


などです。



これが番組の最後に締めくくりとして述べられたメディアリテラシーの本質的なところで、専門家の皆さんも共通して述べられたことでしたね。


ただ、弁護士さんの仰ってた「ネット問題の判例は多く公開されているのでよく読んで勉強しましょう」については


無茶言うなやチーン


と、思いましたが、


経済学者さんと臨床心理士さんが仰ってた「SNS事業者側がサービスとしてメディアリテラシーを促すようなプラットフォームを構築するよう、利用者たちが働きかけて行くのが大切」という意見については


ごもっとも真顔


と、思います。


要は「利用者のモラルがないSNSは使いませんぜ?」という毅然とした態度を取るということが今の我々にできる精一杯のことなのかもしれませんねニコニコ


最後に

今回は婚活ジャンルと関係のないお話をしましたが、やはりブロガーの端くれとして、責任ある意見発信をしていきたいなと思いました。

私はなるべく中立な視点から記事を書くことに努めていますが、私も人間なので、ちょいちょい主観に満ちた、間違った情報を書いていますキョロキョロ


なにせ、私はほぼリアルタイムの婚活日記なので、気持ちが乱れれば記事の精度も落ちますショボーン


当事者として書きながらだと、どうしても主観が強く出てしまうので、お読みいただく際は「ああ、こんな事例もあるんだな、こんな考え方もあるんだな。」と俯瞰してご覧頂ければと思います。


それではまた、お会いしましょうパー