【コラム】サービスに対する考え方を学ぶためには? | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

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ウチの業界だけではないと思いますが、お客様に満足して頂けるサービスって、何なのでしょうか?


これが、今日のテーマです。




そもそも、サービスってどう在るべきなのでしょうか?


サービス業といわれる仕事では、よくホスピタリティーという言葉が使われます。

ホスピタリティーとは、お・も・て・な・しのことです(笑)


でも、冗談ではなく、皆様はお客様におもてなしが出来ているでしょうか?


失礼に当たらないように、とかではなく、本当に心から喜んでもらうために、何が出来ていますか?




僕の業界の話をしましょう。


ウチの業界のテクノロジーは、分野が細分化されていて、ベンダーもそれぞれの領域に得意分野が分かれています。


スタートアップ企業のレベルならともかく、中小企業とは言えども、10名以上のオフィスとなれば、ITインフラ環境を一つのベンダーにお願いして、全て手配するのは難しいのではないでしょうか。


今は、業界の人間でも戸惑うくらい、技術進化が激しいし、様々なサービス環境があるので、お客様の求める環境をワンストップで提供するのは、結構しんどいもんです。


特に、最近はサービス化が進んでいて、自社で資産を持たずにサービスとして提供を受けるのは一般的。

GoogleやAmazonのWebサービスプラットホームを利用しているユーザーも多い。


だから、複数のサービスの提供条件をお客様の要件に揃えるのは、非常に困難になりつつある。


ある程度、優先度を決めてどの部分の要件を重視するのか、コスト面含めて比較検討した方が良いでしょう。





でもその前に、そもそも前提として、ベンダー側はなるべく簡単に売りたいと考えています。

比較的簡単に導入でき、保守運用サポートがなるべくメンドクサくないこと。


パッケージのサービスように、ある程度機能を特定し、ユーザーに余計な作業をされない方が楽。

カスタマイズの範囲も、限定された方が不具合も起きづらい。

実際、ユーザーになるべく必要なもの以外、触れないようなシステムを組むものです。



しかし、最近はユーザーインターフェイスを簡略化し、お客様からもWeb管理画面から簡単にカスタマイズできるようにすることによって、保守運用の手間を省く動きが一般的です。


従って、機能そのものよりも、ユーザーからの問い合わせにどのように対応するかが、サービス評価に直結しますよね。


間違っても、「この機能は提供できません」などという、安易な自分目線での対応は、クレームや解約の憂き目に遭うでしょう。



お客様は、なるべく柔軟に自社の要件を反映してほしいし、あれこれ複数の業者にたらい回しにされずに、なるべく1社で全て対応してくれるなら、その方が楽であるのも事実。


でも、そんなメンドクサイことは、ベンダー側はしたくない。


ここが、IT業界の特性であり、顧客とベンダーとの微妙な溝が永遠に解消されない領域です。




ては、先ほどのおもてなしの精神に則って、何かできることはないか?と考えると、もっと技術面よりもサービス面でお客様目線の対応ができるのではないでしょうか。


実際、技術的な問題解決のためのコンサルタントは沢山いるけど、おもてなしのできるコンサルタントは聞いたことがありません。


ましてや、簡単な問題を更に難しくするようなコンサルタントには、仕事を依頼する価値はありません。



だから、僕はお客様におもてなしができるコンサルタントでありたい、と常に心がけています。


お客様目線に立って、どんなことが必要か、どんなことで悩んでいるか。


感情的なレベルで悩んでいることも多いと思うんです。

うまく業者に説明できないけど、不満がある場合もある。


そこで相談に乗れることが、とても重要だと感じます。

それが、お客様が本来求める価値だと思うから。
お客様の中に答えがあるから。




そう考えると、サービスの在り方は、やはりこの企業から学ぶところは多いです。




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