【コラム】ソーシャルメディアの現状と今度の展望 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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Facebookが本格的に定着して久しくなりますが、実は2011年つまり4年前にはまだ一般的ではなかったことをご存知でしょうか?



Facebookが本格的に日本に入って来たのは、2010年。

僕は、職業柄いち早く情報をキャッチし、広告会社が開いたセミナーにて、これからの新しい時代の息吹を感じて、ゾクゾクしたのを今でも覚えています(^-^)



今や、あなたの友人でFacebookをやっていない人は、いないのではないでしょうか?

僕は田舎から都会へ出てきた人間ですが、小学校中学校高校の同級生ともFacebookでつながるようになりました(^-^)




でも、少なくとも3.11震災の前は、Facebookはまだ全然メジャーではなかったのです。



その意味で、震災はFacebookの浸透に大きな後押しとなったと言えるのではないか、と僕は分析しています。



震災直後の3/22に、僕は下記の書評を書いてます。

改めて今読み返すと、当時の感覚が鮮明に蘇って来ました。



当時いち早くFacebookの可能性を感じた私は、ブログでも再三紹介してましたし、ことある毎に知人に勧めていました。


そして震災後の「立ち上がれ日本」の雰囲気の中で、読書会Facebook講習会を立ち上げていくに至ります。





では、なぜFacebookが日本に浸透したのか?

ソーシャルメディアの特性としてのFacebookは、実はあまり日本向けではないのです。

その一つが、実名主義です。




日本のネット文化は、2ちゃんねるを先駆けとし、mixiやGreeで一般的になりました。


つまり、本来シャイで世間体を気にする日本人には、Facebookのような実名主義のソーシャルメディアはあまり文化的にも歴史的にも馴染みにくいのです。



でも、当時の僕は、明らかにFacebookは浸透すると読んでいました。


それは、いいね!シェアいう画期的な仕組みです。




その2つの機能は、本来インターネットが持っていた特性、「良い評判も悪い評判も広がりやすい」という部分を、リアル社会とつなげる役割を果たしました。



それまでは、
ある意味どんなに叩かれても匿名だから、2ちゃんねるの中だけでクローズドネットワークの中だけで済んでいたのが、無尽蔵に際限無く世界中に拡散するようになりました。



その機能が、震災後に共感を求めていた日本人の心を捉えたのだと思います。


世界から、日本人へ沢山の暖かいメッセージが送られました。

日本人同士も、Facebookでつながることで、震災復興に協力し合ったり、心の癒しになりました。



そして、日本人はあることに気づきます。

マスメディアで報道されていることが、いかに恣意的なものであるか。


東電の事故隠蔽の現状が、リアルにFacebookで伝わり、どんどん拡散されました。



これは、もはや社会が個の時代、共感の時代に移行したことを示すものでした。


東電のような大企業国営企業でも、民衆に受け入れられないと成り立たない時代になったのです。


それから、ブラック企業という言葉が、2ちゃんねるからリアル社会へ浸透し、社会問題になりました。



もはや、誰しも「ネットは別物」とは考えなくなりました。

ネットは、リアル社会の延長と考えるからこそ、Facebookは浸透したのです。



あれから4年。

今や当たり前になったFacebookを生み出した、ソーシャルメディア革命。


振り返ってみたい方は、こちらをご覧ください(^-^)



【書評】ソーシャルメディア革命
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本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


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