本日ご紹介するのは、かの有名なトヨタ方式の要素を45個にまとめたこの一冊です。
コンビニで見かけて僕にしては珍しく「即買い」をしました(^-^)
内容をパラ見してみると、自分が今知りたかったテーマがある程度網羅されているように感じたので。
世間では有名なトヨタ式カイゼンですが、実際の現場はどう運営されているかまで踏み込んでいる本なので、すぐに使えるな、と思ったのが決め手です。
それでは、常に世界のトップを走り続けるトヨタの組織運営について、いつも通り解説してまいります。
①この本の目指すゴール
1. トヨタ方式の本質を知る
2. 他社とは違うトヨタの常識を学ぶ
3. 実際の仕事でカイゼンをするためのノウハウを身につける
②構成要約
1. 非常識なのになぜか「人が育つ」トヨタの習慣
1. トヨタ方式の本質を知る
2. 他社とは違うトヨタの常識を学ぶ
3. 実際の仕事でカイゼンをするためのノウハウを身につける
②構成要約
1. 非常識なのになぜか「人が育つ」トヨタの習慣
まず、トヨタはどうやったら知恵が出るか?ということを、常に考える集団です。だから、部下にも簡単に答えを教えず、困らせて考える力をつけるように導きます。
でも、決して「丸投げ」ではなく、仕事がしやすいように自主性と徹底的な効率を求めるところが、普通の会社とは決定的に違う文化を持ってますね。
標準作業とマニュアルの違いとは?
2. 非常識なのになぜか「ムダがなくなる」トヨタの習慣
トヨタは、徹底してムダを省きます。
ムラが出るからムリが生じ、ムダが発生する。この順番が重要。だから、「なぜ5回」でカイゼン。
それは「作業」と「ムダ」を分け、付加価値を生まないムダを徹底的に排除する意識から生まれます。
だから、A3用紙1枚にまとめる文化が浸透しているのです。
3. 非常識なのになぜか「コストが下がる」トヨタの習慣
価格は誰が決めているのか?それがトヨタのコスト意識です。
価格はお客様が決めるもの。
だから、原価が上がったからと言って、安易に値上げすることは絶対にしません。
原価を低減し、在庫を持たず、知恵を絞ってプロセス改善を行う。
それを協力会社にも強く要請し、カイゼンできた暁には利益を折半する。
これが、不況にも負けない、究極の低コスト体質をつくりだしているのです。
4. 非常識なのになぜか「知恵が出てくる」トヨタの習慣
トヨタの社風は、とにかく知恵を出すこと。
常識に囚われず、出来ないと諦めず、チャレンジする。
できない言い訳を許さず、できるためにはどうしたら良いか、徹底的に社内で追求する。
だから、失敗した人を叱り責任を押し付けることはせず、失敗の原因を追求し再発防止策を考え、それを他部署へ「ヨコテン」する。
5. 非常識なのになぜか「組織がよくなる」トヨタの習慣
トヨタは、好景気の時こそ、カイゼンします。
ベンチマークしているのは、常に世界のトップ企業。
継続的な改善をするのは、お客様のためです。
誰のための何のためのカイゼンか。それを実現するために、うまくいった前例よりも更によくなる方法を要求します。
そのためには、入念な準備をし、知恵を出し、充分に比較検討した上で、動き出すと猛烈なスピードで走り出します。
6. 非常識なのになぜか「チーム力がアップする」トヨタの習慣
トヨタマンは、チーム力を高めるために、「仲良くケンカ」します。
自分が正しいと思ったことは、上司に反対されても、何度も何度も提案する。そして、その熱意を買われて採用されることもある。
こんな企業、他にありますか?
そして、あくまで一人のスーパースターに頼らず、みんなで一歩でも成長することを望みます。
だから、常に問題を見える化し、ヨコテンするのです。
③実践へのアクション
1. 安易にできないと決めつけず、知恵を絞る
2. 「なぜ」を5回繰り返し、問題の本質を見極める
3. 現場を徹底的に見て、ムダを無くすように改善提案する
2. 「なぜ」を5回繰り返し、問題の本質を見極める
3. 現場を徹底的に見て、ムダを無くすように改善提案する
とっても当たり前のことを、徹底的にやり切っている、ものすごくマジメな会社だなぁ、と思います。
まさに、凡事徹底のチャンピオンですね!
あなたの会社にも、必ずカイゼンのヒントがあるはず。
本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
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