こんにちは、こんばんは、おはようございます!
さて、本日は、こちらに続いてまた小宮さんの書籍のご紹介です。
実は、読んだのはこちらの方が先なんですが。
今回は、経営コンサルタント、小宮流時間管理術です。
小宮さんは、本業のコンサルや書籍の出版だけでなく、テレビにも出演されたり、雑誌の連載も手掛けている、まさに時間管理のプロです。
どうやったら、そんなに時間を作れるんだろ?
僕は今、時間管理関連のビジネス書をかなり読んでいますが、人それぞれ色々なやり方があって、とても勉強になります。
基本的な共通概念は、どんな方も同じなのですが、実践するためには、より具体的に事例を説明して頂いた方が、分かりやすいですよね。
そして、幾つかのやり方の中から、自分に合ったものを適用していけば良いのかな、なんて思っています。
さて、それでは、小宮さんはどんな時間管理術をお持ちなのでしょうか。
いつも通り、まとめていきます。
①構成要約
1. 時間力を高める考え方
小宮流時間術は、「調子の良い時間帯に質の高いパフォーマンス」という、選択と集中の手法です。
確かに、効率を高めるためには、一番調子の良い時間に何をするかが、大きく関わって来ますよね。
小宮さんによると、「自由度が高くやる気の高い時間を如何に増やすか」がポイントだということです。
2. 時間力を高める技
大きく分けてインプットを高める技と、アウトプットを高める技があります。
インプットでは「読書力」、アウトプットでは「書く力」についてまとめています。
技を使う目的は、時間の節約。
つまり、時間短縮のための「仕組み」を身につけることです。
闇雲に頑張るだけでは、ダメだということですね。
僕が毎日読書をする理由の一つが、ここでも紹介されていました。
つまり、時間短縮のための「仕組み」を身につけることです。
闇雲に頑張るだけでは、ダメだということですね。
僕が毎日読書をする理由の一つが、ここでも紹介されていました。
3. 時間力を高める習慣
考え方を身につけ、技を習得したら、それを習慣化するフェーズに入ります。
一時的に出来たとしても、それは大きな成果にはつながりませんからね。
そのためには、時間力を阻害する「誘惑」に打ち勝たなければならない、と小宮さんは説明してます。
そして、時間力を高めるための10個の「コツ」を身につけること。
それが、時間力を高めるための習慣力!
②所感
「量ではなくて、質が肝心!」
この本の帯に、そう書いてある。
要は、同じ時間でも、使い方の「質」を追求することで、「時間短縮になる」という考え方です。
従って、この本で中心的に議論されているのは、
「節約」とか「生産性」という、非常に手堅いテーマばかり。
単位時間当たりの「質」を上げるために、何をするか。これが、小宮式時間管理術です。
確かに、同じ作業でも、最初10分掛かっていたものが、5分に短縮出来れば、5分の時間が生まれる。
でも、毎日仕事をしている方は、そんなに時間が有り余っている訳がない。
その中で、時間短縮を実現するための基礎は、「やる気」だと言うんですね。
これが、独特で面白かった。
平たく言うと、
「やる気があるうちに片付けてしまえ!」
ということです。。
確かに、何事もダラダラやるのは良くないと思います。
でも、結構ダラダラ仕事している人って多い気がするんですよね。
僕も、一番効率の良い時間帯に、難しい仕事を割り振るように心がけています。
ちなみに、今となっては、書評を書くことは殆ど苦ではないので、一日働いて疲れているこの時間でも、それなりのスピードで書けるようになりました。
つまり、今の僕にとって、書評を書く事はそれほど難しい仕事ではなくなったということですが、当初はなかなか時間の掛かる作業だったことを、記憶しています。
一回あたりの作業時間も、どんどん減って来ています。
この本で言いたいことは、こんな感じで、どんどん同じ時間で出来ることを増やしていき、やれることをたくさんつくっていく、というプロセスや仕組みづくりのノウハウなのかな、と思いました。
何れにしても、毎日続けることって、その効果はバカにならないですよね。何でも良いから、一つでも毎日続けていけば、きっと上手になるはず。その発想に近い。
そして、一つのことがうまくいけば、やる気マックスで、どんどん人生が好転していくのでしょう。
書いていることはすごくスタンダードでシンプルなことですが、良い習慣を作るための教科書でもあると思います。
でも、因に最近僕は、やる気マックスの日はあまりありません。
そのかわり、どん底の日もありません。
「静かにモチベーションが高い」状態??
それは、一日でやるべきことを、フレームワーク化して習慣化出来始めている、ということなのかな、とふと思いました。
小宮さんが言いたいことも、それに近い気がします。
③こんな方へオススメ
1. 時間を上手に使うための考え方を学びたい方
2. 時間を上手に使うためのテクニックを学びたい方
3. 時間を上手に使うための習慣を身につけたい方
4. 読書から何を学ぶべきかについて知りたい方
5. アウトプットの質を上げるための秘訣を知りたい方