皆様こんばんは!
さて、もはや月曜恒例になりつつありますが、時間管理の本です。
やはり、月曜は一週間の始まりの一番重要な日ですから、「休みボケ」なんてことはないですよね(^-^)
今日ご紹介する本は、朝の時間の使い方の有効性を力強く教えてくれる、この一冊です。
皆様は早起きは得意ですか?
私は、早い日は4時くらい、遅くてもだいたい毎日6時半には起きます。
その生活を始めたのは、この本の影響は少なくないと思います。
実行し始めたのはだいぶ経ってからでしたが。
因に、20代の頃は朝がとても苦手で、いつもギリギリに起きて朝食も食べずに遅刻寸前に出社する有様でしたorz
学生の頃から染み付いた、夜型生活からなかなか抜け出せなかったのです。
今は早起きに慣れたことで、この本に書かれているとおり、生産性の高い「頭を使う」仕事はだいたい朝10時までに終わるようになって来ています。
今は早起きに慣れたことで、この本に書かれているとおり、生産性の高い「頭を使う」仕事はだいたい朝10時までに終わるようになって来ています。
そのお陰で、仕事も効率良く終わり、だいたい定時に帰れるようになっています。
そういう意味では、人生を変えた一冊と言っても良いかも知れません。
では、その効果と実践方法とは?
順を追って解説を進めて参ります。
◎パワーモーニングで人生を新しくする
① 何故早起きの方が良いのか
1. 時間が増える
2. 頭が冴える
3. 健康と長寿
まずは簡単なことですが、早起きすることで時間が増えます。
でも、これを侮ってはいけません。
計算すると、一日2時間早起きを12年続ければ、1年長く生きるのと同じです!
また、早起きが習慣になっている方は分かると思いますが、朝はとても頭が冴えます。
特に、考えたり創造的な仕事を行うのに適しています。
疲れて頭が回らないくらいなら、サッサと寝て早起きしてやった方が効率が良いのです。
そして、朝型の人は夜型の人よりも長生きする、というデータもあります。
正確に調べると、根拠と言えるまでのデータが不充分なのですが、少なくとも私は朝型に変えてから以前よりも健康を維持しているので、私の体質には朝型は向いていると言えるのでしょう。
② 朝型人間を阻害する最大の敵は誰か
どうしても朝が起きられない人もいらっしゃるようですが、多くの人の早起きが出来ない一番の要因は、
「朝の快適さを知らない」ことだと著者は述べています。
では、朝型生活に強いメリットを感じれば、早起きをしてみたくなるのではないでしょうか。
③ 一流人、成功者に朝型が多いわけ
一部例外もありますが、概ね「できる人」は朝型が多いです。
理由の一つとして、朝は特に右脳の働きが活発になるから、と言います。
つまり、創造力を発揮するような仕事に向いているわけですね。
経営者に朝型人間が多いのは、感覚的に早起きした方がうまくいく、と感じているからではないでしょうか。
また、経営者の方は「朝食会」に参加する方も多いです。
忙しい経営者が時間を作れるのは朝しかないからかも知れませんね。
私の感覚では、朝早くから行動している方は、電車の中やカフェなどで仕事をしたり勉強をしている、アクティブで向上心が旺盛なな方が多いという印象です。
私は、そんな方を見るたびにモチベーションが上がるので、朝が好きです(^-^)
④ こんなにある!朝10時までにできること
では、表題にある朝10時までに出来ることとは、具体的にどんなことなのでしょうか?
著者は、朝に今日部下に指示することをレコーダーに吹き込むそうです。
その場で指示するよりも、記録を残す方が効果があるとのことです。
その場で口頭で言われたことは、忘れやすいのでそうしているそうです。
今日一日やるべきことを共有することで、一々確認しなくても結果を期待出来るとのこと。
これは興味深いやり方ですね。
また、やはり朝にすることの定番は情報収集です。
ニュースの読み方には色々な方法がありますが、大切なのは問題意識を持って読むこと。
何も考えずにトピックを頭に入れるだけでは、脳は活性化しないですし、考える力も身に付かないでしょう。
私の例をご紹介すると、RSSリーダーで取り込んだニュースから興味を持ったものをピックアップして、twitterで一言コメントを付け加えてつぶやいています。
意図としては、コメントを加えることで、自分なりの視点でニュースを読み、自分の立場で問題を考えることで、頭の体操をしているのです。
毎朝つぶやいていますので、サイドバーのリンクから確認してみてくださいね(^-^)
これは頭を活性化することで、出勤した後にすぐトップギアで素早く仕事を処理出来るというメリットがあります。
私の同僚には、出勤するとPCを立ち上げ、すぐ喫煙室に言ってダベリはじめ、始業時間になってやっと席に戻ってのんびり仕事を開始する人がいますが、私とどちらがパフォーマンスが良いかは、読者の皆様もお分かりだと思います。
「時間を前倒し出来る者が勝ちを制する」
と著者も述べています。
⑤ 早起きで世の変化を先取りする
私がこの本で気になった言葉の一つをご紹介します。
「朝令暮改は今は褒め言葉」
一般的に朝令暮改は良くないイメージで語られますが、著者が言うには、朝言ったことを夕方訂正しなければならないくらい変化を求められる時代だ、ということです。
確かに、いつまでも既存のやり方に執着していては、この変化の早い時代に乗り遅れてしまうのは、何となくお分かり頂けると思います。
個人的に思うのは、少なくともこういった既成概念に囚われて実利を追求出来ない人は、これからの時代は後塵を拝するのは間違いない、ということです。
一貫性が無い?
いやいや、もともと一貫性などといった辻褄や語呂合わせなどしている暇があったら、お客様が何を求めているかよく観察して、少しでも競合より先んじる議論をどんどん展開してみた方が良いのでは。
今までのビジネスモデルや日本の成功モデルが通用しなくなったから、色々と不都合が生じているのではないか、と私は思います。
時間を掛けて煮詰めるくらいなら、サッサとリリースして効果を検証した方がよほど結果がついて来ると感じているのは私だけでしょうか。
全体的に共通して主張しているポイントは、「前倒し」して仕事や人生に取り組むということ。
仕事の遅い人の特徴の一つは、なかなか着手せずにどんどん後手後手に回っていること。
そういう人は、オンスケジュールが最大のパフォーマンスと思っていますが、「できる人」は常に前倒しです。
他にも、以下のような朝型生活のメリットが書かれていますので、なかなか早起きが出来ない方は、ご一読ください。
◎ 朝をマネジメントする情報ツール活用術
朝型でありながら夜型人間とも付き合う方法
駆使して頼るなコンピュータ
最高の情報ツールは「人間」である
◎ 今日の一つは明日の二つに勝る
何故先延ばし、先送りが起きるのか
頼むなら仕事が集中している人に頼め
給料の3.5倍の粗利を稼ぐ
◎ 朝の一仕事で気をつけたいこと
何でも文書にして残す癖をつけよう
願望や計画を書面化する習慣をつけよう
「詞は飛び、書は残る」は真理
朝の時間を有効活用することで、効率良く仕事をこなし、リラックスタイムを増やしたり自己研鑽の時間を確保して、もっと人生を豊かにしてみませんか?