【書評】プロに訊け!-明日が見えた瞬間 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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プロに訊け!-明日が見えた瞬間



皆様こんばんは!



昨日のブログで少し話題にした「プロ」というテーマについて、今日は考えてみようと思います。

結構前の本になるのですが、本棚を整理していたら出てきたので取り上げます。



この本の構成は、様々な分野で活躍されている「プロ」の方たちのコラムをまとめた形になっています。

因に、この本の著者である木村政雄さんも、フリープロデューサーや執筆活動で成功を修められている生粋の「プロ」です。

比較的読みやすく、今の仕事がうまくいってない方、悩んだり迷っている方たちが「勇気」が出るようにアドバイスしてくれています。


まず印象的なのは、プロローグの
「成功の反対は失敗ではなく妥協である」

という言葉です。


どんなに失敗しても、決して諦めない
「迷った時は難しい方を選ぶ」(妥協しない)
諦めないで続けていれば、道は必ず拓ける


まさに、成功の大原則ですね!
松下幸之助さんも仰っていますよね。

結局、自分のハードルを下げて「妥協」してしまうことが一番良くない、と私も考えます。

誰にだって、やりたいことを実現しようと思えば、当然が立ちはだかる。
うまくいかず、失敗だってする。

でも大切なのは、そんな時「どーでもいいや」って決して思わないこと。


人間の行動の大部分は、潜在意識によってコントロールされているという話を聞いたことがあります。
つまり、
繰り返し口に出したり思ったことは実現してしまう

ということ。


悪いことばかり考えると、悪い方悪い方へ。
前向きなことばかり考えると、自ずと良い結果が出る。


このテーマについては、また「潜在意識」「脳」といった違うテーマを扱う機会に、もっと詳しく書くこととしますので、今日はこのあたりで。


他には、秋本康さんやさいとうたかをさん、
和田裕美さんなどが寄稿されております。

私個人としては、やはり営業が仕事なので
和田裕美さんのコラムが一番印象的でした。

なので、勝手都合で申し訳ありませんが、彼女のコラムの抜粋記事を少し解説して終わりにします。


和田さんは当時担当していた英語商材の販売成績で、世界二位という輝かしい経歴をお持ちですが、もともと引っ込み思案な「出来ない子」だったと仰っています。

そんな彼女が何故成功出来たのか?


和田さん曰く、
「お客様の背中をポンと押す、という言われたとおりのことを素直にやっただけ」


営業という仕事は、なかなか慣れないうちは大変なものです。
最初は一生懸命やっていても、

   断られる
→モチベーションが下がる
→次第に行動量が落ちる
→必然的に成績が落ちる

という悪循環に陥りやすい。

私にも経験があります。。
つらいですよね。


でも、和田さんはお客様に喜んで欲しい、
「イエス」と言って欲しい、という思いから、
無理に勧める
のではなく「時間を投資する」という
メリットを提案したということです。


いつも思うのですが、うまくいくためのロジックとは、実はとてもシンプルなものだと思うんですね。

例えば、相手の立場に立って感情移入をし、何に困っているのかを一緒に考え、その解決法を提案してあげる。

これだけで、お客様は信頼を置いてくれ、その営業マンから商品を購入してくれるものなんです。
細かいノウハウとか、テクニックとかは後でついてくるものだと思います。


何よりも、問題の本質相手の気持ちを理解し、解決に導くためにはどうすれば良いか。


これを真剣に考え、相手と一緒に考えながら進めていく。
まさに「妥協しないこと」なんだと思います。


そうすれば、自ずと知恵も湧いてきて、周りの人たちの協力も得られ、不思議とうまくいくものなのかなあ、と私なりに分析するところであります。

皆様は、どうお考えですか?


プロに訊け!-明日が見えた瞬間


本日も最後までお読み頂き、
誠に有り難うございました!




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