【相場復習】気まぐれ相場復習 Vol.15『サポレジラインの上手な引き方』 | Simple is Best!! ~Binary Option~

Simple is Best!! ~Binary Option~

バイナリーオプションで勝つため、勝ち続けるために必要なものを見つけて、身につけるべく勉強しています!




2015/7/13(月)の相場復習です。



本日は18時から21時くらいまで、
いつも通りUSD/JPYの相場を
見ていました。



中期足(5分足)で見るとこんな感じですね。


20150713相場復習01



これだけだと18時前の状況が分からないので、
15分足と1時間足も見てみましょう。



20150713相場復習02



15分足で見ると、同日15:45あたりから始まった
急激な上昇トレンドがちょうど落ち着いてきた
ところであるのが分かります。



20150713相場復習03



1時間足でも同様に、上昇トレンドが落ち着いたところで、
これ以上の高値更新がなければレートは下落方向に
進んでいくことが推測されます。



そこで私は18時くらいにチャートを見たとき、
長期足のボリンジャーバンドの状態と
ローソク足との関係からダイバージェンスが
起こっていることを確認しました。



先ほど書いたように、これ以上の高値更新が
なければレートは下落していくだろう、ということで
基本的な目線は下になりました。



エントリーポイントの考え方としては、
現在の高値ラインを越えられずに反発されれば
逆張りエントリー、

近い過去のサポート(となる)ラインに差しかかったときに
押し目買いが起こることも踏まえました。



で、いつもは書かないラインの引き方について
今回いくつか書いていこうと思います。



まず、今回見ていた相場で結果的に
どういう風にラインを引いていたか、というと、
こんな感じになっていました。



20150713相場復習04



白い水平線が18時から21時までに
実際に引いたラインです。



まずは18時台の相場について復習していきますね。



20150713相場復習05



上の画像の黄色い枠で囲ってあるのが
18時台の相場の動きですね。



上昇トレンドが落ち着いたということで、
相場はいったんレンジ相場になりました。



レジスタンスラインとして、R1、R2があり、
同時にこの2本のラインによって
レジスタンスゾーン(R-Zone1)を定めています。



当初は、17:45につけた高値ライン(R1)がレジスタンスに
なるだろうと踏んでいましたが、18:05-18:09に
できた陽線の終値がR1をいったん抜きました。



R1が抜かれたために、もしや上昇の継続か?と
思いましたが、どうやらこれは天井買いのようで
直後のローソク足は陰線となり、レートは再び
R1の下側に戻っています。



ここで、18:05-18:09の陽線がつけた高値をR2として、
レートが再び上昇を見せた場合、R1を抜いたらR2で
攻防が起こるのでは?ということで、
R1とR2によるR-Zone1を定めました。



次にサポートラインとしてS1とS2があり、
S1とS2によってサポートゾーン(S-Zone1)を
定めています。



正直、S2はあってもなくても良かったです。



というのも、S1が18:55-18:59の陰線に
下抜かれるまで、ローソク足の実体(終値)が
S1を下抜いていないからです。



先ほどのR2のように、陽線の終値が
R1を上抜いているのであれば、
ゾーンを定めるきっかけになりますが、

S-Zone1の場合、S1を終値が下抜いていないので
S2はあってもなくてもあまり変わりない、ということです。



そして結果論ですが、R-Zone1とS-Zone1の強弱関係は
R-Zone1 > S-Zone1
となりますね。



理由としては、買いによる上昇トレンドがすでに終わっていること、
何度もR-Zone1を抜こうとしているが、すべてヒゲをつけて
失敗に終わっているということです。



そのため、18:55-18:59の陰線の終値がS-Zone1を下抜いて、
19時には短期的な下落トレンドを発生させています。



では、19時台の相場に移りますね。



20150713相場復習06



19時台の相場は、1時間の間に2つの局面がありました。



まず、18時台に注目していたS1を下抜いたことで
発生した短期的な下落のトレンドです。



この短期的な下落トレンドが発生したとき、
サポートされるライン、つまりレートはどこか?
ということで見つけたのがS3とS4です。



まず見つけたのがS3で、実際にそのラインで
レートは反発されましたが、すぐさま抜かれました。



S3を抜かれた直後にS4を見つけた、
という流れになります。



発生した下落トレンドは、S3で一度反発され、
すぐさまS3を下抜きS4で止められた後、
下抜くことができずに反発、より短期的な
上昇トレンドを発生させることになりました。



このS4で止められて、より短期的な上昇トレンドを
発生させた、というのが19時台の2つ目の局面です。



S4でサポートされて上昇しましたが、
いったん下抜いたS1に届くことなく、
20時台はS1とS4の間でのレンジ相場と
なりました。



では、最後に20時台を振り返っていこうと思います。



20150713相場復習07



20時台というのは、先ほども書いたように
S1とS4の間で動くレンジ相場です。



改めて言えば、R3とS4の間で動いていることになります。



そして20時台の場合、R4はかなり注目度の
高いレートであると言えますね。



R4は19時台の下落トレンドで、S3でいったん反発して
できた陽線の高値ですが、20時台のローソク足を見ると
このR4で何度も反発されていることが分かります。



21時台を見ても、このR4がかなり注目されていたのが
見て分かりますね。



20時台の相場に話を戻して、
レンジ相場であるために目線は上でも下でも
どちらでもいけますし、どちらでもいけません。



どちらでもいけると判断するのであれば、
R3あるいはR4で反発されたのを確認して下方向に、
S4で反発されたのを確認して上方向にエントリーを
考えることができます。



ただし、下方向にエントリーする場合、
R4で反発があったとしても直後にR3目指して
上に伸びる可能性があります。



20150713相場復習08



上の画像は1分足のチャートです。



注目してもらいたいのは黄色の枠内の動きです。



ここは私が実際にエントリーをして失敗したポイントで、
S3に陽線がヒゲをつけ、直後の陰線もヒゲをつけており、
次は下方向に動くだろうと考えました。



しかしS3にヒゲをつけた陰線の次に出たのは、
S3を上抜いた陽線でした。



このように、ラインで反発されたように見えて、
直後に抜いていく場合もあります。



かといって確実な対応策があるかというと
そうではありません。



レジスタンスラインで反発された直後に
抜いていった場合は、運が悪かったと
受け入れるしかありませんね。



20150713相場復習07



次に、レンジ相場だから見送って、
トレンドができてからエントリーを考える場合、
レートがS4を下抜くか、R2を上抜くかで
目線を決めるのではないかと思います。



ただし、21時以降の動きを見ると、
R1とS3の中で動き続けているため、
7/13はレンジ相場の中で逆張りを
狙っていく形になりますね。



さて、今回は実際に引いたサポレジラインに
基づいて相場復習をしましたが、
最後の最後にラインを引く基準について
書いていこうと思います。




サポレジラインの基本的な引き方は、
直近の高値と安値に引いていくわけですが、
注目度の高そうなラインを引いていく場合、
ちょっとした応用が必要になります。



といっても、それほど難しいことではないですね。



今回の記事の画像を観察すれば、
私がどのようにラインを引いているかが
なんとなく分かるんじゃないかと思います。



かといってもったいぶると他のBOブログのような
クローズな情報提供になってしまうので、
1つ例を挙げますね。



20150713相場復習09



こんな感じの相場でラインを1本引くとしたら…



20150713相場復習10



こう引きますね。



ポイントは、高値あるいは安値であり、
なおかつローソク足のヒゲがついていて
実体(終値)が抜いていないレート(ライン)です。



20150713相場復習11



レジスタンスラインを引くとして、
これまで私は上の画像で言えばR_Aを引いてきました。



しかしR_AよりもR_Bを引くほうがより確実ではないか?
という考えに至りました。



この理由についてはまだまだ明確に説明することが
できませんが、以前までの私のラインの引き方は
間違っていたんじゃないか、ということだけはハッキリ言えますね。



そんなわけで今回のまとめです。



サポレジラインはただ単純に直近の高値、安値を
選べばいいというわけではなく、しっかり注目されている
高値、安値のライン(レート)を選ぶことが大事です。



サポレジラインはエントリーポイントを見つける上で
重要な判断材料になりますが、ラインの引き方が
微妙だったり間違っていたりするとせっかくの
エントリーポイントを逃してしまうことになりますね。



では、最後まで読んでいただきありがとうございました。