15年の不妊治療を手放す | Hanaの感謝と物事のみかたでハッピーに!

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子宮の病気で苦しむ自分から解放され、自分の心と身体に向き合いながら、日々大切だなと気づいたことを忘れないように書いていきます!
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【15年の不妊治療を手放す】


結婚して15年。ここで大きなことを手放すことにしました。

それは、不妊治療を終えるという選択です。


子宮の病気(子宮内膜症や子宮筋腫など)と向き合いながらの不妊治療をしてきた私。

時には七転八倒しながら1日中痛みに耐え(救急車にも乗り)、痛み止めは痛みの恐怖もあって、ずっと飲み続ける時も。月の半分以上は薬が手放せないし、座薬でしか効かないこともありました。

不妊治療で残念な結果が出る度に泣き、特に保険適応前は毎回高額な支払いに驚きと焦り…、通院のために何回も職場の人に頼んで勤務を代わってもらい、鍼やお灸、漢方薬、整体、様々な妊娠に良いといわれる食事やものを試し、子宝に良いといわれる神社にもいき、マインドを整えるような講座や妊活講座など様々な学びをするなど、15年間の大半は赤ちゃんがほしいという気持ちで色々無我夢中でやっていました。


色々な婦人科や不妊治療の病院の先生方にも出会いました。中には、心ないコトバでナイフで突き刺されるようなことを言われたこともありました。


若い頃は、友達の妊娠に心から喜んであげられない自分もいて、友達の集まりに行きたくない時もありました。年賀状を見るのも辛かった…。

妊娠した人が、『欲しくなかった』というコトバを聞いて、神様に対して、不平等だと思ったこともありました。

夫にも、痛みやイライラで色々とイヤな想いや迷惑も掛け、夫のことを大切にしていない時期も多くありました。

両親にも心配ばかり掛け、孫の顔すら見せてあげられないと辛い気持ちになるばかりでした。


不妊治療を長く続けるということは、心と身体、経済的にもかなりのダメージがあります。(もちろん、上手くいって治療やって良かったという人もいるでしょう)


そんな辛いし、子どもにも恵まれなくて、私は幸せではなかったのか?

そんなことはないです。

妊娠に良いとされるようなことをするなかで、沢山の出会いがありました。様々な良いご縁です。

子どもが授からなくても、自分のやりたいことを心から楽しんでやっている憧れの女性にも沢山会いました。


今の不妊治療の病院の先生や看護師さんにも温かいコトバを沢山掛けてもらいました。痛い時は、背中をさすってくれた看護師さんもいます。

子どもがいたら、今ある仕事の資格も取れていなかったと思います。

子どもがいても、いなくても、結婚していても、していなくても、人それぞれの人生です。

ただ、子どもがほしいという想いがいつのまにか、そうならなければならない、『妊娠こそが全て』とギューっと強く握りしめて執着のようになっていた私。

それは、お空から見ていた子どもはそんな私をママには選びたくはないかもしれません。


身体が悲鳴をあげていたので、もうおしまいにして、もっともっと軽やかな自分になろうと思います。


今の想いを色々と忘れないうちに書いてみました。

また、体調などが落ち着いたら少しずつ、15年間のことを書いていくかもしれません。

最後まで、読んで頂きありがとうございます。