おはようございますヒヨコ


以前書いた内容に少し加筆して再編集しました。新たな発見もあったので。


加筆箇所は目次にNEWと書いてます。




不妊治療クリニックで、医師との会話はとても大事だなぁと私は思っています。


患者には専門知識がなく、医師との間に情報のギャップがある割には、選択肢の幅が非常に広くて選択を迫られる連続。


うまく医師から話を聞き、選択に関する自分の納得感を高めたり、あるいは自分自身で治療経緯について分析して今後の判断に活かしたいので、正しい認識をするために情報を聞き出すのはめちゃ重要だと思います!


そんな訳で医師との会話で気をつけてることを書きます電球


最初に断っておくと、私もうまく出来てはなくて、日々改善をしなきゃと思っているので、こんな風にしたい!という願望を込めて書いてます。


色々気をつけてたのに、

やらかしちゃった失敗談も最後に書いてます。




目次

①クローズドクエッションで質問する

②1回の診察であまり多くのことを聞きすぎない。3〜5個以内を目指す。その為に質問の優先度・急ぎ度合いを考える。

③自分の治療に関係ないことは極力質問しない

④少し先のことを先手をとって聞いておいて、自分が悩む時間の猶予を作る

⑤感謝やねぎらいを明確に伝える、不安なのは医師の判断ではなく自分の身体が不安であることも明確に伝えたりする

⑥医師の様子をよく観察する。急いでいるのかどうか、時間の余裕はありそうかどうか、機嫌が悪くないかどうか

⑦出来れば笑いを取りたい

⑧「違っててもいいので、先生の推察を教えて欲しい」は便利ワードかも(NEW)

⑨医師とのやり取りでの失敗(やらかしちゃったこと)


​①クローズドクエッションで質問する


不妊治療クリニックに通院し始めた最初の頃は、自分は素人だから憶測や浅い知識で仮説を喋るのは良くないかなぁーとか、医師に間違えてるよ・全然違うよって言われるの怖いかなぁと思ってました。


なので、具体的な質問がしづらく、ぼやっとした質問をして、医師側が患者の意向・疑問をうまく読み取って回答してくれるでしょ!と思っちゃってた。


でも、不妊治療の世界は、かなり奥が深そうで、選択肢も色々で、医師やクリニックによって取る選択肢も様々で、絶対にこれが正解とかがなさそうだったりして、医師側も何もかもの全容を説明するのは幅が広過ぎて難しいような気がします。


患者の1の質問に対して、その周辺部分も含めて10で回答するのは非常に難しいのではないかなと。


なので、医師との診察の2、3回目頃からは、


質問は素人なりの憶測も入れながら非常に具体的な質問にして、医師が一旦はイエスかノーで回答できる形にする


ようになりました。


間違ってたら、それは違うよと言ってくれるおねがい


患者だから間違えて当たり前で、間違えて認識してるところを訂正してくれることに医師との診察に価値があるのかなぁと。


例えば、「私にはどの刺激法が合うんでしょうか」という漠然とした質問でなく、


「AとBだったら、●●だから、低AMHの私にはAがいいのかなと思ったんですけど、それは合ってますか?」


みたいに、すごーく具体的に、自分が素人なりに調べたこととかを織り交ぜて聞くようにしてます。



佐久間さん(テレビプロデューサー)がいつかのラジオで、東野幸治が司会をする時の質問力について語っていました。


夫が佐久間さんのことが相当好きで、よく週末の車移動の時にラジオをradikoでかけてて、私もよく聞いています。


東野幸治は、決して浅くない深掘りしたクローズドな質問をして、一旦はイエスorノーで回答できる形で曖昧さを排除して、深掘りしていくようなスタイルなんだそうです。(結構前のラジオでうろ覚えですが、確かそんな話でした。)


オープンクエッションだと、ぼやーっとした、結論がよく分からないやり取りになってしまうことがあるかなぁと。



​②1回の診察であまり多くのことを聞きすぎない。3〜5個以内を目指す。その為に質問の優先度・急ぎ度合いを考える。


質問して医師を困らせたい気持ちは全くないので、質疑応答のトータルが長くなりすぎないように、一回の診察で聞く論点は3〜5個くらいに絞ろうと思ってます。(基本は。)


その為に、

・今日判断に影響するものが最優先

・2番手は次回診察に影響するもの

・3番手は次次回以降あるいは来月の治療の判断に影響するもの


みたいな感じで優先度をつけて、急がないものは次回以降の診察時に先送りしたりしてきました。


主治医制だと、前聞いたアレなんですけど‥って次回に深掘りしていくことも出来るから助かります!


でも‥‥、そんな風に質問を絞ったり、一部先送りしてきたんですが、胚移植に関係する質問はかなり溜まってしまい、さぁ!いよいよ胚移植だ!と決まった時の診察で長々と質問をしてしまいました悲しい


失敗談は、別途、下の方↓に項目立てて書いてます。



​③自分の治療に関係ない事は極力質問しない


トータルの質問時間を短くするため、本当は聞いてみたいけど、自分の治療に影響がないだろうというものについては、極力質問を避けて、自分で調べたりしています。


でも、たぶん1個だけですが、自分の治療におそらく関係ないけど、不妊治療についてちゃんと理解する為に重要かな、と思って聞いた質問もあります。


それは、自分の治療で使ってなく、今後も使う可能性が低そうだったクロミッドのことについてです。


クロミッドについて質問したこと↓


たぶん、これだけだと思います〜。自分の治療に直接は関係しないけど聞いたのは。



​④少し先のことを先手をとって聞いておいて自分が悩む時間の猶予を作る


治療は決断の連続で、今すぐその場で決めなきゃいけないことがとても多くあったり、●●までには決めなきゃだったりがありますよねアセアセ


出来るだけ早めに判断材料を集めて、適切な判断が出来るようになる為に、少し先の治療のことを医師よりも先手をとって聞くようにしています。


例えば、いま採卵周期中なのに、「先生、来月も採卵する場合なんですけど‥‥」など。



​⑤感謝やねぎらいを明確に伝える、不安なのは医師の判断ではなく自分の身体が不安であることも明確に伝えたりする


ねぎらいの気持ちを伝えるのは難しいアセアセけど、何かお願いをした時には我儘言ってすいませんって思ってるし、


「ありがとうございます」は忘れず言うように気をつけています。


たまにぼーっとしてて言い忘れて、あー!言い忘れたかも、と思う事もありますアセアセ


あと、例えば、医師が●日後頃に生理来ると思う、というような予想を言ってくれた時に、自分の過去履歴からしてズレそうな気がする?と不安に思うことがあったりします。


こういう時、自分の身体と1番沢山向き合ってるのは自分なので、そういう感覚ってまぁまぁ当たる気がしていて、「そうはならないような気がする」と医師に伝えたいんですが、医師の予想を否定するようで気が引けたりします。


なので、「自分の身体が正常に機能するか不安なので●●になりそうな気がしたりします」とかって言うようにしたりしてます。


いつもそういうように出来てるかは微妙ですが。



​⑥医師の様子をよく観察する。急いでいるかどうか、時間の余裕はありそうかどうか、機嫌が悪くないかどうか


主治医はいい人だし、機嫌の上下動は殆どなくて、いつも一定のスタンスで対応するようにしてる気がしますが、それでも、人間なので微妙に様子の違いはあったりします。


土曜日とかはやっぱり患者数多いので、少し忙しそうな気はします。


様子はよく観察するようにしてます!


マスクしてるけど、声色とか、日によってまぁまぁ違う。



​⑦出来れば笑いを取る


狙ってやるのは難しいんですが、出来れば診察中に1笑いくらいはあるといいなーと思っています。


笑いが入る方が会話は円滑かなーと。


関西文化圏(四国だけど)で育ったからそう思うのかな?爆笑


他愛無いことでも主治医は笑ってくれるので、助かってます。


笑いを取る高等テクニックは持ってないので、ほんのちょこっとだけ、しょうもない話も入れたりします。(相手の様子次第です。明らかに機嫌が悪そうだったら無理ですね。あんまりそんなことは起きないですが。)


というか、主治医自身も、たまにプチ笑いを入れるように心がけてくれてる気がしてます。



​⑧「違っててもいいので、先生の推察を教えて欲しい」は便利ワード


不妊治療中は、医師としても説明に窮する「よく分からない状況」は全然起こるようです。


そして、そういう時、もしかしたら、先生が賢明であればあるほど、あんまり変に推論を患者に喋ったりしないのかなぁって思ったりします。


変に期待させて、後で落胆させてしまう可能性ありますし。あるいはその逆で、まだ分からないのに落胆させてしまったりの可能性もあるし。


でも、患者としては、「分からない」状態はモヤモヤする訳です。


違うかもしれないけど、こういう可能性があるよ、って喋って欲しいキメてる


医者が推察を喋ってくれなくても、患者は勝手に推察します。医者の推察の方が患者の推察よりマシなはず。


そこで、このワードを使うと、医者側が推論を喋りやすくなるかなーと思いましたにっこり


次回通院の時にチャンスがあったら使ってみます!!


​⑨医師とのやり取りでの失敗(やらかしちゃったこと)


こんなに色々気をつけてるつもりなんですが‥それでも失敗をしましたえーん

実は7回目採卵の培養結果を聞く診察時、
  • 培養結果について質問
  • 凍結出来てたので初めての胚移植に進むため、胚移植について溜まった質問
  • 移植前に行う検査について質問
  • 移植周期前に胃カメラ大腸カメラ検査をしときたいので、その日程の相談アセアセ
  • 長引く咳の為、飲み始めたお薬の話

という感じで、「今日聞いておきたい質問」が多くなってしまって‥‥気づかないうちに時間が結構経ってしまいましたアセアセ

これで終わりとなった時に、先生から

食パンかなり長時間になってしまいました。もう少し効率的にお願いできますか。1時間くらいかかっちゃいそう。

猫あたまえ、あ、ほんとだびっくりアセアセすいませんえーん時間見えてませんでしたアセアセ大事なタイミングだし、胚移植について質問が溜まってて。。アセアセアセアセごめんなさい。

みたいな話があって、ちょっぴり帰り道の車内で1人ぶーたれてました真顔(帰り道だけ)

時計よく見たら1時間もはたってなくて35分間くらいだったと思うし、それでも長くて申し訳なかったし、特に診察室出て気づいた次のもう1人の人に大変申し訳なかったですが、少し雑談みたいな話になった時に先生だって割とノリノリで雑談してたやん、とか思ってしまって。

でもなー、冷静に考えると、患者側が質問したら医師も無下に出来ないから、患者側がある程度時間配分しないといけないのかなー!了解です!と思いました。

先生の人柄からして、特にさほど嫌な気持ちにはなってなかったんですが‥‥(帰り道だけです、ぶーたれてたのは。)

その次回の診察の終わりぎわ、長くならないようにと、急がない質問を先送りして終えようとしたら、先生が‥‥

食パン(主治医)前回はごめんね。なんであんなこと言っちゃったのかなぁと後で思いました。

猫あたま(私)全然大丈夫です。こちらこそ長くなってすいませんでした。質問が溜まってしまってて。。

食パン大事なタイミングでしたもんね。
今日はもう質問大丈夫ですか?

猫あたまはい!大丈夫です。

食パン効率的な診察ありがとうございます。(幾つかの質問を先送りしたの感じ取られたのかな?)


みたいな感じになりました。


先生も気を使い過ぎて大変だなぁと思いました。

たぶん患者側以上に気を使ってるかと思われ。


ほんと、気を使わせて申し訳ないアセアセ


クリニック探しをしてた時、他院でも質問を試みましたけど、全然答える気のない医師も他院にはいらっしゃいました。


そもそも、相手側に答えてくれようとする素地がないと、質問の工夫をしても意味がないので、答えてくれる主治医には感謝感謝ですおねがい


長すぎる質問にならないように、質問は分散してチョコチョコ積み上げていくのが良さそう。あと、途中で時間を確認しながらが良さそうだなぁと肝に銘じました。




以上です煽り


私は、私の主治医をとっても尊敬してるし信頼してるし、真摯な先生だなぁと思ってるので、今後も宜しくお願いしたいです🙏


お読みくださった方ありがとうございます飛び出すハート