こんにちは
先日のレディースクリニック診察時、子宮内膜ポリープの生検結果を貰っていました。
取ったのは小さいのを1個のみです。
切除手術から9日後に結果受領。
手術日をD1とすると、D10の日。
結構、結果出るの早かったです。
卵胞チェックで通院してたので、生検結果の説明を受けるとは想定していなくて、質問の準備もしてなくて、気の利いたこと聞けませんでした。
次の卵胞チェックの時に質問しようと思うので、一旦、生検結果について記録します
とはいえ、次回はたぶん、移植の議論もしなきゃなので、手術のことまで質問してると診察時間長くなっちゃうかなー・・・とか、遠慮してしまう気持ちも少しあるのですが、
手術に高額の治療費を払ってるし、
それ以上に、自費診療の採卵にも超多額の医療費を累計で払ってるし・・・
遠慮なんかしてはいけないな、と自分を励ましてます。
※注:主治医は、とても質問しやすくしてくれる人です。聞きたいことはありますか?って聞いてくれますし。それでも、多分私は質問が多い方だと思うので、アレヤコレヤあまりにも聞く量が多すぎると大丈夫かなぁと気を使ってしまう部分は患者的にはあるよね、と。
※質問するのに自費も保険も関係ないし、実際私はいま保険診療中なのですが、前回の件で気弱になってると何か励まし材料が欲しいな、と。
子宮内膜ポリープ?の組織診
まずは、書面で貰った生検結果を書き起こしてみます。
分からない用語がいっぱい登場します。
組織診
採取部位:子宮内膜ポリープ
採取方法:TCR
固定法:10%ホルマリン
病理組織診断
Proliferative phase endometrium without malignancy.
(自分で和訳:悪性腫瘍のない増殖期の子宮内膜。)
Consistent with endocervical polyp.
(自分で和訳:子宮頸管内ポリープと一致します。)
内膜組織片が1個と熱変性が加わった頚管粘液が1個採取されています。
内膜は表層は不明瞭で、核の偽重層を示す直管状腺管主体で、間質は豊富でやや密となり、紡錘形化した間質細胞が目立ちます。増殖期初期あるいは出血後の立ち上がり像に相当する内膜です。今回標本上、積極的に内膜ポリープやendometrium hyperplasia(子宮内膜増殖症), 悪性を示唆する所見は認めません。
頚管粘液はendocervical type columnar epithelium(子宮頸管内型円柱上皮)に被覆された小polypoid lesion(ポリープ状病変) であり、扁平上皮化生やSIL/CIN は認めません。頚管ポリープを考えます。悪性所見は認めません。
主治医からの説明は、ざっくりと振り返ると以下のような感じ。
- 熱変性っていうのは、今回電気を使って焼いたから、そのことを言ってると思います
- 頚管粘膜、頚管ポリープについて触れられていますが、頚管から組織は取ってなくて、ポリープが子宮口の入口近くにあったから、組織的に頚管に近いと判断されてしまってるのかと思います
- なんか色々書いてますが、結局のところ、悪性所見はありませんよ
- 電気使うケースもあるって、手術台の上で聞いて、「そうなんや
」と少しビックリして、でもきっと使わないんだろうなと思ってたけど、使ったんや
- 頚管は傷ついたりしてないのかしら??
- そういえば、ポリープが子宮内のどこら辺にあるのか、聞こうと思ってたんだった!取った後だけど聞いておこう!←おそっ
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子宮鏡下内膜掻把術と説明されてるケースもありますね。
私の場合、TCRの準備しといて、みたいな感じで、手術日より1個手前の手術説明時に、主治医が看護師さんに言ってた気がします。で、看護師さんがMVAじゃなくてTCRですか?て意外っぽいリアクションをしてた覚えが薄ら。
焼くかどうか事前には迷ったけど、結局は焼いたってことなのかな?
ポリープが1箇所で小さいから、TCRの方がよい的なことだったりするのかな?
- 電気使うケースって、どういう時ですか?
- 頚管には実際には傷はなし?
- 術中の血圧って、どうでしたか?
- 卵管は通ってそうでしたか?
ポリープ切除術とは着床障害の原因となる小さいポリープなどの除去を行う手術です。 当院ではMVA法(真空手動吸引法)という子宮内膜への損傷リスクが少ない方法を採用しています。 また、TCR(子宮鏡下内膜掻把術)も実施可能です。
上皮組織構造の一種. 一見,頂底方向に2つ以上の細胞が配置する重層上皮の様であるが,すべての細胞の底部が基底膜に接していて実際には単層である上皮組織
〇扁平上皮化生(認めません、だけど。)
本来扁平上皮でない組織が,何らかの刺激により扁平上皮に置き換わった状態.
本来扁平上皮が存在している部分 に移行した円柱上皮は、生物学的に扁平上皮に変化する 運命にあり、これを扁平上皮化生と称します。 この化生を 起こしている時期に何らかの引き金によって細胞内の情 報が変化すると、正常細胞から異型細胞、さらには癌細胞 へ移行して最終的に子宮頸がんが発生します。
○SIL(認めません、だけど。)
扁平上皮内病変
○CIN(認めません、だけど。)
子宮頸部上皮内腫瘍(cervical intraepithelial neoplasia、CIN)
1966年にR.M.Richartにより子宮頸部の異形成~上皮内癌を連続した病変と捉える考え方からつけられた名称で、分化傾向の乏しい未熟細胞が重層扁平上皮の基底膜から表層に向かって広がる程度によりCIN1/2/3と3段階に分類される。CIN1は軽度異形成、CIN2は中等度異形成、CIN3は高度異形成~上皮内癌に相当する。
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