杉WCで不育症系検査する理由
こんにちは。あめっちです。
今日は初胚移植に向けた準備として、杉ウィメンズクリニックに血液検査結果を聞きに行ってきました
検査を受けることにしたのは、私は、
- 42歳であり、この年齢の一般的な胚(受精卵)の染色体異常発生率は75%※にもなり、正常胚はめちゃくちゃ貴重で、胚以外要因(母体要因)での着床不全や流産を回避したい
- 超低AMH(当初0.05、最近0.62)であり、卵子自体がとても貴重で、その意味でも、1回1回の移植を母体要因で無駄にしたくない
※75%の数値の意味について、自分なりに考えると、かなり恐ろしい数値だと思う。全ての42歳の人が平等に75%ということではなかったりして?例えば60%の人と90%の人が混じってて、平均75%とかになったりしてないのかな。つまり自分にとっては90%である可能性もあるのかもしれない?とはいえコレは私の妄想であり、卵子の質はシンプルに年齢と1番相関が強いようなので、年齢以外の要素による個体差は少なめだったりするのかな?謎です。今度、先生に聞いてみなくては。
という気持ちがありまして、不妊治療で通常通ってるとこの先生(主治医)との採卵周期中の会話にて
「着床不全や不育症に関わる検査を既に幾つか受けたと思うんですが、他にも何か、追加で検査しておけるものってありますか?」
「かなり網羅的に検査したいですか?」
「はい、貴重な卵子無駄にしたくないですし」
「更なる検査をかなり網羅的にしたい場合、不妊症と不育症は医師の専門が別分野なので、不育症専門医のいるクリニックで検査するという手段はあります。」
「どこかオススメのクリニックありますか?」
「うちのクリニックに通ってる方は、貴重な卵のケースで、比較的行きやすい場所にもあり、杉WCさんに行ってる方が結構いらっしゃいます。ここのクリニックでしか検査できない抗体検査があります🕶⚡️」
「へーーーえ!そうなんですね
(ワクワク)」
という感じで杉WCさんを教えてもらいまして、更に、検査で何か見つかって、治療に長くかかるとかだったら早く検査したいと思うので、検査タイミングについて聞くと、そういう感じじゃないらしく、
移植日よりあまりに早く検査に行くと、例えば半年前の検査結果では体の状況変わってるかもしれないってまた再検査したくなってしまうかもしれず二度手間になるので、移植する直前、2.3ヶ月前以内くらいがいいんじゃないかと思います。
なんてご意見もいただきまして、タイミングを見計らって、杉WCに検査に行くことにしてたんですが、今日はその検査結果を聞く日でした
杉先生のとこの看護師さんによると、早すぎるってことはないですよ⭐️とは仰ってました。
後々、分かったことですが、杉先生は不育症分野の権威みたいな先生のようでした
HPは大学の研究室のようなページです
不育症分野ってまだまだ解明されてないことも多く、バチバチに色んな議論があるようで、絶対コレで正解!っていう訳でもなさそうなのが難しいところのようです。
日本全国から、流産経験をされた方がリスク因子究明の為に来院されてるクリニックだそうです。
私の場合は、貴重な正常卵を無駄にしない為、移植経験ゼロにて検査に行きました
主治医の先生のおかげで、ベストかな?ちょっと早めかな?って時期に検査に行けました
先生、本当にいつも色々ありがとうございます
検査結果
と質疑応答![電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/673.png)
私の場合、甲状腺は既に(天下の)伊藤病院(行列がゲロリアン)で橋本病と確定診断済みで、妊娠に向けた念の為のチラーヂン服用を既にやってることと、
過去数年分の人間ドックで糖尿病系統の検査項目に全く異常がなく家族歴もないので、
杉先生の判断で、甲状腺関係と、糖尿病関係、以外の項目を検査しました✨
一部検査項目は、主治医のとこで調べたのと被るんだけど、杉WCさんのとこだと調べ方が違ったりするかもだし専門的なことは分からないから、杉先生にお任せです
検査結果
- 子宮形状・子宮血流は、正常。←初診時に診てもらってて、画像を貰い済みでした。
- 血液凝固系(抗プロテインS抗体)の数値がギリギリ陽性。→迷うレベルだけど、念の為に低容量アスピリン、(移植周期から)飲んどく?という診断。
- 同じく血液凝固系(第12因子活性:凝固時間法)がギリギリ基準値の範囲内。→もし範囲外だったとしても、対応方法は前述と一緒で低容量アスピリン。
- 他にもいっぱい検査項目はあるが、問題なし。→ヘパリンは不要らしい✨
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雑談として質問したこと
❶着床しやすくしたり、妊娠継続しやすくしたりする加療を行うことで、本来なら着床しないはずの染色体異常胚が着床したり、8週を越えられないはずの染色体異常胚が9週・10週とかを超えてしまうとか、そういうことってありますか??
と、聞いてみました(大胆な質問ですいません。気になってたの。)
それは難しい質問だね。加療した場合としない場合の両方を(同じ胚で)みることは出来ないからね。
ただ、非常に感覚的にはなるが、思ったより少し妊娠期間が延びる、というようなことは少しある気がする。
とはいっても、妊娠後期まで継続するとかではなく、非常に初期の段階において、着床後の数日というレベルの感覚です。
とのことでした
先生、難しい質問に関してそれなりに攻めた回答をいただき、ありがとうございます。勝手に公開してごめんなさい。
❷杉先生は、不妊治療を行ってる訳ではなく、不妊治療クリニックとは独立に、ある意味それらの補助的な検査・診療を行ってる訳なので、不妊治療クリニックについて客観的にどう思いますか?と、インタビューしてみました。
杉先生のお好みとしては、無駄なことを色々やってるクリニックとは考えが合わない、と仰ってました。
今は、様々な効果が必ずしも(全員に?)あるかどうか分からない色んな先進医療オプションが乱立してて、ちゃんとエビデンスとかを説明してくれるならいいですけど、説明もせずにオプション付けまくるクリニックがありそうですよね。そのことを仰ってる気がします。
私が通ってるクリニックの印象も、聞いてみちゃいました
「攻めてるなぁ!!と見守ってますよ。」
とのことでした
私の印象としては、私の通うクリニックも、あまりゴチャゴチャとオプションやらない派かな(聞いたら理由とか考えを教えてくれて、それでも患者さんが望むのならオプションを加えることもあるとのこと。)と思っており、また、「攻めてるな」という話に関しては、私も同意で、私のような卵巣機能低下してるケースに関しては、攻めないとしょうがないよ‼️攻めないと話が始まらないんだよね‼️攻めないと時間的・金銭的にもキツイよ‼️という話なので(私の解釈)、
私としては、杉先生のお好みの話は、安心材料になりました
普段、主治医の先生と話すのも、とても楽しいのですが、杉先生との会話もとても楽しかったです
(楽しみに行くところじゃないけど、知的好奇心が満たされるんです。ちゃんと回答してくれる医師って素敵です前進してる感が得られるんですよね
)
杉山とか六本木(院長)とかは、やっぱり微妙っぽいな、これらを自分の目で見て避けた判断はよかったんじゃないかと日に日に思います。こそり。個人の主観。結局、運良く妊娠出来るならどこでもいいってなりますけどね。。
以上、私の体験話&頭の整理でした
長ったらしい書きなぐりの文書を読んでくれた方、ありがとうございます(୨୧•͈ᴗ•͈)◞ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡
胚移植に向けた準備シリーズは、今後、
採卵・凍結・貯卵の状況確認や、子宮鏡検査とCD138検査(BCE検査)や、子宮収縮ってどう考えよ?、産院どこにする?NIPTどこでやる?などを書く予定です。
①心の準備・自然淘汰については以下↓↓↓↓
③採卵・凍結・貯卵の状況↓↓↓
※後日(2/4)に追記↓↓↓
気になる記事を見つけました。なるほどなー