@pressに掲載してもらった影響かで、ストレッチ個人レッスンが忙しくなってきて、取りたい時間帯に取れないという方が出てきました。
チラシ作ろうかと思っていたのが全くいらなかった。。
アルバイトをいっそやめてストレッチばっかりやれたら楽なんじゃないかということも言われるけれど、正直、またいつコロナの波が来るかわからないこと、熱心に来てくださっている方々が変わらず通ってくださるばかりとは限らないこと、などの可能性を考えるとリスクヘッジせざるを得ないかなぁというところです。
また、自分の中でやはり、踊り・モダンから学んだ知識をそれそのもの(身体動作の知識)だけ抽出してそれでお金を頂戴するということに非常に違和感があるのです。
中にはそういう身体動作の知識をきちんと体系化してしっかり仕事にしたらと言ってくださる方もいらっしゃるのですが、なかなかのれないでいます。
それならアルバイトで全く違うことをして、自分の舞踊団活動費用にできたらなという頭で。。
舞踊団活動は非営利なので私も参加費を出していますし、講師料とかも頂いていません。
それがすごく自分の中で居心地良いのです。
ずっと協会にいても言われていた
「江口ではなく南塚でやったら」
ということに対して
「私は江口のイチ研究生です」
ということをこの形なら示せるわけなので。
その上で、私は個人としての南塚としての活動もこれからやっていこうというところではあります。
南塚はまだやっとスタート位置くらいです。
活動をこれから考え探していかなければいけない。
それが江口舞踊団では活動拠点がそこにある。
これは本当に大きな違いです。
そして私はこの大好きな江口舞踊団で、新しい取り組みを始めました。
舞踊団メンバーの稽古のうち日曜だけオープンとし、一般の方や小学生以上の子どもたちの受け入れを正式にすることにしたのです。
(未就学児さんは親子参加なら可)
お試し回が定員に余裕がある場所だったため30人超のレッスンとなりかなり圧倒されました。
この週末はお借りできた場所の定員いっぱいいっぱいの20人。
かなりお断りさせて頂いて申し訳なかったです。
お断りの場合のルールを明確にしていかなきゃなと考えています。
参加者構成は、今のところ最年少4歳児さん?から上は70代の方まで。
下はこれより下の年齢はたぶん無理ですが(お母さんが常時抱っこになってしまうはず、、)、上限はきっとないと思っています。
なんせ乙矢先生・須美子先生とも93歳まで舞台に立っていましたからね。
別に踊りだとは皆さん思ってないかと思います。
「身体を動かす」ということだけです。
そこにきちんと動かし方があって、大人も子どもも見様見真似で動かしていく。
先の話題にしたストレッチも。
ストレッチである程度動けるようになって、
「もっと大きく動きたいな」という人が出てくれたら
あるいは、
「踊りの世界を知ってみたいな」という人が出てくれたら
すごく嬉しいのです。
その先に舞踊団のワークショップ・オープンレッスンがありますよ(参加できますよ)
あるいは、
舞踊団の公演がありますよ(観に来て頂けますよ)
と繋がれば更に嬉しいのです。
ジュニア参加の中には将来メンバーになっている子も出てくるかもしれない。
そこは全く本人次第なので、小学校・中学校・高校…と経ていく中でモダンが当たり前に月1とか2とか(あるいはもっとやりたい子は週1くらいまでかな)で大人の人たちと一緒にやって、自分たちのイメージを作ってもらいながらやりたければやってくれたらいいかな、という感じです。
まだ私は、小学校→中学校→高校で今高校生の子と、高校→大学で今大学生の子しか、半分大人のところにまで過ごせている子がいないので、この子たちがレアケースなのか、そうやって舞踊団活動を広く開放していくことで起きるのか、確証は持てていません。
でも、海外の舞踊団とかのお話なんかを聞いていると、これが自然なのではないのかなと。
お教室で高いお金払って毎週習う、ちょっとしたブランドみたいな感覚より、私はやっぱり生きる力を学んでもらえるようなコミュニティの感覚の方がしっくりくるんです。
だからこのオープンレッスン形式は、メンバーにも負担をかけてしまうけど、舞台が好きなメンバー・人を育てるのが好きなメンバー・人と関わることで学びたいメンバーにとっては、自分に返ってくることと思ってやってもらえたらな、と。
そう願っています。