私が江口の門下に入ったのは、高校2年生の終わり、多感な17歳の頃。
(たぶん今も多感なままですが、、)
いろいろな理由があったけれど、根底に私の自己評価の低さがあって、江口が若くて煌びやかな頃に出会っていたら果たして入門しただろうか、とふと思います。
その前についていたジャズの先生のところをやめた理由が、急に銀髪になった、という理由だったことを思うと(いや他にも理由はあったんだろうけども)、出会った時に既に乙矢先生80代、須美子先生70代で、しかも稽古場もかなり古くなっていたので、そこに安心感があったんじゃなかろうか…と思うと、たぶん根は深い。。
「普段は目立たないけれど、舞台の上だけは」
的なところに魅力を持っていた私が、嫌でも目立ってしまう先生という立場は相当無理をしていると思う。
「若く見える」「お化粧しなくてもいいのが羨ましい」などと言われると、
「やっぱりお化粧しないとダメなんだろうなぁ…」と思ってしまうし、
「細くてさすが」「姿勢がきれい」などと言われると、
「穴があったら入りたい…」と思ってしまう、
根本がそういうメンタリティなわけです。
でもいい加減ダメだなと。
忙しすぎて「それどころではないから」という言い訳も通用しない状況になってきたなと。
「ダメなおばちゃんキャラ」を多用し過ぎだなとも。。
そして、客観的に見ると、テスト前に「テスト勉強してないの〜」と言っていい点を取るイヤな子みたいな行動パターンと思われるかもしれないなと、、、
↑これ、学生時代まさにそれで、浮きまくっていたのをどうも反省できていないようです
家族からも、「もうギリギリだと思うぞ」と言われました。
見た目的なことを有効活用できる可能性、というところについて、らしいです。
とりあえず「なんでオフで出かけるのにジャージやねん」と言われたので、もはや何を着たらよいかわからない迷宮に入り込みました。
若い頃みたいに、黒レオタード一択とかだったら楽だったのに(違)
年相応って何。
先生らしいって何。
いっそ着ぐるみを着てしまいたい…
着ぐるみを着ていて目立つのは当たり前だから怖くないのです。
でもなんか微妙にいつもと違う格好をした時にやたらと格好について触れられるのが苦手なのです。
目立つのは舞台の上だけが良いなぁ…
難病です