ウオーキングしていると、工場の前にある小さな空き地に、コマツヨイグサ(小待宵草)が黄色い花を咲かせていました。
しばらく立ち止まり、鮮やかな黄色い小さな花を観賞しました。
「マツヨイグサ(待宵草)」の花は
大正浪漫を代表する竹久夢二(画家・詩人)作の
『宵待草(よいまちぐさ)』によって有名になりました。
『宵待草』の歌は、いくら待っても現れることのない女性を想う悲しみを、宵を待って咲く小さな「待宵草」の花にたとえた歌で、現在まで歌い継がれている名作です。
♩待てど暮らせど来ぬ人を
♩宵待草のやるせなさ
♩今宵は月も出ぬさうな
大正浪漫を感じながらウオーキングを続けました。