サックスとフィードフォワード | きみが輝く時

きみが輝く時

教育はすばらしい仕事です 学校の先生たちを応援していきます!

週に1回、小学生の子供たちに交じってYAMAHA音楽教室でアルトサックスの個人レッスンを受けています。

 

 

楽器も購入したので、自主練習も週2回、近所のカラオケボックスで、2時間オニのように練習しています。

 

うちの近所のカラオケボックスは、朝7時から午後1時まで何時間いても、フリードリンク付きで360円です。(税込み396円)

 

しかし、なかなか納得できる音が出せません。

 

先日、個人レッスンで先生がマウスピースのはめ方の深さを変えてくれたり、リガチャーの位置を調整してくれたり、リードを変えてくれたりと、いろいろと細かいアドバイスをいただきました。

 

 

アンブシュア(口の開け方)についても、口の形、下唇の巻き加減、マウスピースのくわえかたなど細かくチェックしてくださいました。

 

 

 

日々楽しく悪戦苦闘しています。

 

 

私は手のかかる生徒だと思います。

 

でも、レッスンを受けてよかったです。独学など自分には無理です。

 

何かを習うという経験がとても新鮮です。学校では教える立場でしたが、サックス教室では要配慮の生徒として教わる立場です。

 

先生は私が変な音を出してもミスっても、指摘はされますが、いやな顔一つせず、「こうしてみてください」「今度はそこを変えてください」など具体的なアドバイスをくれます。

 

「ここがだめ」「そこがだめ」で終わりません。必ず提案があるのです。

 

 

ビジネスの世界では、「フィードフォワード」という人材育成方法が注目されています。

 

「フィードフォワード」とは、今までビジネスシーンで盛んに行われてきた「フィードバック」とは対照的な関係にあります

 

「失敗から学ぶ」ことは人が成長するために欠かせないことですが、フィードバックはあくまでもこれまでの行動や結果を評価するものでした。

 

一方、フィードフォワードでは「次からはこうしたらよいのでは」といった視点でアドバイスしていきます。

 

私のサックスの先生の指導は、まさにそうです。

 

フィードフォワードの有用性を身をもって実感しています。

 

 

学校の先生たちは忙しいので、難しいとは思いますが、仕事とは全く違う分野のレッスンを受けることをおすすめします。

 

きっと大きな学びがあると思います。