家庭や地域との連携 | きみが輝く時

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教員生活を終え、これからの人生は、風のように自由に生きていきたいと思っています

教育はすばらしい仕事です これからも学校の先生たちを応援していきます

教師の勤務状況は厳しく、そのため全国的に志願者が減少し、欠員が発生しています。

 

どの市町も積極的に働き方改革の取組みを行っていますが、これからは更に保護者・地域の方と学校が意識を共有し、連携して子供たちの学びや成長を支えて行くことが大切です。

 

本来は家庭や地域で対応・解決すべき相談や要望も学校に寄せられる傾向があります。

 

たとえば、

 

・子供が夜中までゲームをしているのでやめるよう指導してほしい。

 

・近所の小学生が家の前でボール遊びをしているので注意してほしい。

 

・子供たちの登下校のマナーが悪いので、教師が毎日通学路に立って指導してほしい

 

 

過度な要望や長時間に及ぶ苦情によって学校の業務が増え、本来果たすべき役割に支障をきたしてきています。

 

そのことが先生たちの長時間勤務の一員ともなっています。

 

学校では、子供たちが学校生活を過ごす中で守るべき「きまり」や「マナー」について指導しますが、学校外での生活に起因する問題については、学校として対応することは困難です。

 

これからは、学校への過度な要求や消費者感覚的なまなざしを見直し、家庭と学校、地域と学校との間に新たな連帯関係を再構築していくことが必要だと思います。