のあの本棚

のあの本棚

更新不定期になりますが、オリジナル小説を書いていこうと思ってます。
小説以外も書きますが、適当に読んでもらえたら嬉しいです。

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 その翌日の朝、美紗貴が志保と供に登校すると、翔也は既に教室の自席に着いていた。
「あ、葉山君、おはよう。」
美紗貴の声に翔也は顔を上げると、おはよと短く挨拶を返した。
美紗貴は自分の机に荷物を置くと、椅子には座らずに翔也の方へと向き直る。
「葉山君、昨日はありがとう。バドミントンて思ってたよりハードそうだけど、二人を見てて格好良かった!」
同じように自席に荷物を置いた志保も、二人の側まで来て会話に混ざる。
「え?何、美紗貴、まさかの告白?」
冗談めかして言う志保の言葉に、美紗貴は赤面しながら否定する。
「そんなに真っ赤にならなくても。あ、そうだ、これバドやるんなら読むと良いと思う。」
苦笑しながら翔也は一冊の本を美紗貴に手渡す。
どうやらバドミントンのルールや練習法がまとめられている本のようだった。
「解説が丁寧だから分かり易いよ。」
美紗貴は手渡された本をペラペラと数ページ流し読みすると、ありがとうと礼を言う。
「美紗貴、バドミントン部に入るんだ?」
昨日の帰宅中に志保とは軽く話していたが、決定したとは伝えていなかった。
「うん、私、バドミントン部に決めたの。夜、一人で考えて、見学の時の二人の動き、何度も思い出してたら、私もやりたいって思ったから。」
志保だけではなく翔也に向けても、美紗貴は自分の意思を伝えた。
今朝、両親にもバドミントン部に入部したいと言ってある。
今日の昼休みに仮入部の手続きをするつもりでいた。