先日佐倉に見に行った、モーリス・ルイス 「秘密の色層」。
新しい画材との出会いから、かつてない新しい作品が生み出されるまで、
その創作過程、謎にみちた制作の過程すべてがドラマティックで魅惑的だ。
発見と出会い、出会いと発見。
「見たものの奴隷になるな」
ルイスが絵画教室の教師であった時に生徒に言ったことば、らしい。
きっと人は見たものに影響を受ける。
見るもの聞くもの、すべてにー。
でも、奴隷になってはいけない、とルイスはいう。
(わたしは奴隷になっていないだろうか?)
ルイスは美術界でその作品を認められる直前に亡くなった。
ルイスの作品は大型のものばかりなのに、
どれもせまいキッチン内で制作されていたため、
ルイス自身、作品を広げて全体像を見ていないものも多いという。
だからこそ、
ルイスの言葉の意味はその意図以上に深いものになる。
「見たものの奴隷になるな」